階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。 このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。 ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、 ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。 お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

荻窪は不動産と美容院とマッサージ、そしてうなぎ?

2006年9月1日(金)

荻窪と言えばラーメンと思い浮かべるかたも多いでしょう。
しかし、多いのはラーメン屋さんだけではないのです。
不動産屋さんと美容室とマッサージのお店の快進撃は実はここ数年ものすごく、空店舗が出るとその3つが入っていく確立がめちゃくちゃ高いのです。
一度、不動産屋さんに「なぜに荻窪はこんなに不動産屋さんが多いのですか?」と聞いたことがあるのですが、答えはなんと「荻窪は吉祥寺と同じくらい転入転居率が高い」のだそうです。
「そんなバカな?」
なぜビッグタウン吉祥寺と同じなのか?
非常に不思議であります。
まあ、そこに目をつけてどんどん不動産屋さんが乱立するのです。
美容室も驚くほど多い。駅前だけでも20軒以上あるのではないでしょうか?
きっと理由はこうでしょう。
「吉祥寺の人と同じだけ髪の毛が伸びるのだ」。
では、マッサージの店はなぜなのだろう…。
うなぎも不思議であります。
そうそう、うなぎはどこからやってくるのかご存知でしょうか?
先日テレビで見たのですが、浜名湖ではないのです。
うなぎはフィリピンの先あたりで生まれ、はるか海を渡って日本にたどり着くらしいのです。
びっくりですよね。すっかり日本のたべものかと思っておりました。
そうそう、肝心な音楽の聴けるお店は荻窪には多いのでしょうか?
これが実は多いのです。ファミレスでも演奏してるのですよー。
いえーい! もっと増えてニューオリンズみたいにならないかなあ。
 

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若さの秘訣は楽しさにあり。

2006年9月2日(土)

来週月曜日、ルースターの2号店、ルースターノースサイドに日本経済新聞の記者とカメラマンの方が取材にやって来ます。
ノースサイドは毎週月曜日にブルースセッションを行っているのですが、そこに集う中高年の方々にインタビューをするのです。
記者さんいわく「人に見られることは若さの秘訣のひとつ」なのだそう…。
おやじバンドがブームの昨今、セッションにも中高年の方々が多くやってくる。
そんな彼らの若さあふれているの姿を取材しようというわけであります。
「若さの秘訣」というほどでもないのですが、たしかにセッションにやってくる中高年の方々はまるで少年のように輝いております。
当然ながら中高年の方々は昼間は仕事であります。そしてその仕事が終わり、家庭へ戻る前にセッションに来るわけで、その時間だけは会社員でも家庭人でもなくひとりの少年になれるのです。
でも私は思います。人に見られることだけでは決して若くはならないと…。
誰しもセッションに初めて参加するとなれば緊張します。なぜなら観客はほぼ全員が楽器をやる方々。自分よりもうまい人もいっぱいいるかもしれないからです。
そんな中での初めての舞台は間違えないように演奏することが精一杯かもしれません。
でも失敗してもいいのです。
仮に失敗したとすると、「よーし次回はうまく弾くぞ」という気持ちが生まれます。
その気持ちこそが大事で、2回目、3回目とセッションに訪れるたびに緊張も和らぎ、次第に慣れてきます。
そうなってくると今度は「出てみたい」から「見てもらいたい」へ気持ちが変化していきます。
つまり、よりかっこよく見せたいという気持ちになってくるのです。
初めのうちは見知らぬ方々と一緒に演奏することが精一杯だったのが、今度は目立つようなプレイをしはじめる。
見られるのは恥ずかいけど楽しくて仕方が無い少年の姿は少し成長したかのように自信に満ち溢れて「俺っていけてるでしょ?」という姿へと変わるのです。
そう、その笑顔は決して普段の仕事の現場や家庭では見せないようなはつらつとした顔なのです。
会社では部下もたくさんいるかもしれません。でもセッションの現場では年功序列などは皆無。老若男女関係無く誰もが仲間になれるのです。
若者からおじんとかおばんとかひどい言葉で呼ばれている世代の方々がルースターノースサイドでは若者と一緒に楽しんでいる。
それらすべてをひっくるめて若くいられるということなのかもしれません。

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これぞジャズギタリストたちのバトルライブ。

2006年9月3日(日)

そもそもジャズギタリストというものはステージに二人以上立っているケースは珍しいのです。
ジャズギタリストはなんとなく寡黙に弾くというイメージすらあるかもしれません。
そんな、ジャズギタリストがもしも熱いバトルを繰り広げたらどうなるのでしょう?
ルースターではそんなライブを今後行ってまいります。
詳しくはスケジュールをチェックしていただくといたしまして、その面白みについて書いてみることにいたしましょう。
ジャズといえばアドリブ。このアドリブの魅力は他のジャンルの追従を許さないくらい面白いものです。
ものすごく数学的な知識が必要な上、センスやテクニックが問われるアドリブですが、たったひとりでも聴いていて面白いのにもしも4人のジャズギタリストが一挙にステージに上がったらどんなことになるのでしょう?
そうです。「おまえがそーくるなら、俺はこうだ!」ではすまないのです。
なぜかというと「うわ、それ俺が弾こうと思ったのにやっちまいやがった。じゃあ、これでどーだー!」が上乗せされてくるのです。
で、さらに3人目が弾くときには「ちっくしょー、こうしてやるー!」となり4人目にもなれば「ふっふっふ、こういう手もあるんだぜ!」という裏技を見せてくれることになるのです。
つまり、いつもは一般的なアドリブというものを聴いているとしたら、ジャズギタリストのバトルでは裏の裏をかくアドリブも聴けてしまうということになるわけです。
しかも、ギター同士というのは触発し合います。
相手の素晴らしいプレイに思わず笑ってしまう場面は容易に想像ができます。
しかし、ステージがひとたびそんな雰囲気になってくるともうありとあらゆる方法で相手を笑わせるほどのプレイの連発になってまいります。
そこがジャズギタリストバトルの面白いところです。
ぜひ、あなたもその目と耳で確かめに来てくださいね。
あ、そうそうそれとは別に「愛すべきギター弾きたちの夜」というライブもございます。
これはジャンルに限らずギタリストが集結してしまうライブ。
これがまた面白い。
ルースターではもう何年もやっておりますが、実に好評です。
こちらもぜひチェックしてみてくださいませ。

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六本木フュージョン、健在。

2006年9月3日(日)

渋谷系音楽に対して六本木フュージョンという言葉があったかどうかは知らないけれども、この言葉にピンと来る方は多いのではないでしょうか?
そう、有名なライブハウス、六本木ピットインがあったからこそ日本のフュージョンは進化し続けて来たのかもしれないのです。
しかし残念ながらすでに閉店してしまい、出演していたフュージョンアーチストたちは演奏できるお店を求める旅に出て行ったのであります。
もともとルースターには六本木ピットインと掛け持ちで出演されていたミュージシャンも多かったのですが、当店にもロッピ閉店後はいくつか出演希望の問い合わせをいただいていたのです。
しかし、元来ルースターは出演者の募集をしない方針で営業してきているため、ほとんどそれにお応えできなかったのであります。
ルースターの場合、すべての出演者とは相思相愛関係にあるので、急に「出たいんですがそちらの広さはどれくらいですか?」みたいな問い合わせには電話の主が誰であろうとお断りしちゃっていたのです。
なぜならば、「出られるならどこでもいい」のであればルースターでやってもらう必要がないと考えているからなのです。
まあ、この辺を頑固なマスターだと言う方も多いのです。たとえお客さんがいっぱい入るような方々でもそれはできません。
やっぱり、お互いが相思相愛でないと気分がのりません。
しかーし、じわじわとフュージョン系ミュージシャンも増えてきているのであります。
それは、信頼のおける友人から「俺の親友を紹介するよ」と言われたのと似ています。
つまり、出演しているバンドのリーダーが責任を持って紹介してくれたりすることがあるのです。
ルースターのあり方をよくご存知の方からの紹介。こういう出会いは長いお付き合いになる可能性が大。
今後、ルースターが何年続くのかは検討がつきません。でもゆっくりと、そして確実に歩んでいこうと思うのであります。

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まさにアルバート・キング!L.A. JONES、9月15日ノースサイドに来日。

2006年9月9日(土)

ブルースの3大キングをご存知でしょうか?
そう、B.B.KINGとフレディ・キング、そしてアルバート・キングです。
この伝説のアルバート・キングの模倣(!?)ブルースマンがサンディエゴより来日します。
さてさて、このコーナーでどうやってジョーンズさんを紹介しようかと悩みましたが、発売中の雑誌「ブルース&ソウルレコーズ」の吾妻さんの文章に刺激を受けた私は、来日するL.A.Jonesさんのプロフィールを抜粋し、翻訳ソフトで和訳してみたので読んでみてください。
英語から日本語に変換すると実に表現が微妙。
この感じがなんだかある種のブルースフィーリングをかもし出してくれています。
ではどうぞー。

W.C. Handy賞ノミネート候補者、L.A.ジョーンズとBluesメッセンジャはこの20年の間世界中でロードハウスで床板を引き裂いていて、絶えず旅行していて、1年につき200以上のギグを行っていました、そして、スリルに富んだBluesは彼らがこれまでに行うところに風を送ります。
このひどい予定にもかかわらず、彼らは少し今日の最も強いBluesピアニストPinetopパーキンスのような星、ギタリストオーティスラッシュとサックス奏者ジョーヒューストンとの記録とバックアップの時間をまだ見つけました。
L.A.ジョーンズとBluesメッセンジャは、ブルースの古い学校から、新しい種類を代表します;交差人種的な。精神的で音楽の境界と切り開くことは、スタイル(つまり全ての彼らの自分のもの)です、大きなテキサスと西海岸伝統のこれまでに人気があるジャンプ競技のスイングを混合すること。同時に、彼らは深く残るのを忘れなくて、しっかりと1950年代のシカゴBlues伝統の中をかきまわしませんでした。
まっさきにしかし‖L.A.。ジョーンズはショービジネスの企業の芸能人です、そして、L. A.ジョーンズがたやすく左右の手のあるギターの間で変わって、等しい施設によるどちらもして、同時に、全く異なって全く驚くべき音とスタイルを生産する左の手のあるギタリストL. A.ジョーンズの能力についてコメントしている一部のうれしい後援者なしで行うギグがありません。これは、他にビジネスのNOBODY(誰以外でないも)がする何かです。
長年にわたって、L. A.ジョーンズは非常にシャープな端にこれらの娯楽技術を磨きました。そして、バディガイまたはメモ経済学の肝をつぶすような技術と彼のヒーロー(B.B)の自己分析感触で追憶の力を使用して満場をうならせました。キング。そのうえ、彼は人々を話させ続ける多くの異なるギター(正しくて左利きの)と彼ら自身の間で戦っている音楽家としての上で、多くの異なるtuningsを使います。
デイビッドフッソング、彼がL.A.を言うとき、Vintageの、Guitar Magazineはもう一つの方法でそれを置きます。ジョーンズはそうです」...率直にあなたを端(そして、時々終わった)へ連れて行くために彼のソロをつくって、設計して、力の彼の感覚に厳しい。」

いかがでしたでしょうか?
非常にわかりにくいけれどもなんだか凄そうでしょ?
「ちなみに左右の手のあるギターを変わって」というのはいったいどういうことなのか解説しましょう。
つまり、右利きのギターを普通に弾くのは当たり前。アルバート・キングばりに右利きのギターを左に持ち替えて引くのです。しかーし、それだけでは飽き足らず、ジョーンズさんは左利き用ギターを左右に持ち替えて弾くこともできるのです。
どうですこのエンターテイナーぶりは、ギターを弾く上でいかにお客さんを楽しませるかがジョーンズさんの持ち味なのです。
ぜひ、9月15日はルースターノースサイドへどうぞ。

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東京都杉並区。

2006年9月12日(火)

東京都杉並区の名物とはなんだろうか?
最近ではアニメーション関係かもしれません。なにしろ62ものアニメプロダクションがあるのだそうです。
しかし、もちろんアニメだけではありません。かるた資料館をはじめ、蚕糸の森公園、井草八幡宮、妙法寺、永福寺、世尊院、東運寺、大宮八幡宮社叢、横倉邸のけやき並木、杉並区立郷土史博物館など、観光スポットもあるのです。
おまけに杉並区の祭り・イベントは、つつじ祭(5月)、高円寺阿波踊り・阿佐谷七夕まつり(8月)、井草八幡宮大祭・阿佐谷ジャズストリート(10月)など、実に豊富。
しかーし、残念ながら日本中に知れ渡るほどのパワーはないかもしれませんねえ。
では何が杉並区の自慢なのか?
そうです。ライブハウスなのです。いや、ロック系ではありません。ロック系などどこにもあります。ブルース系ライブハウスこそ杉並区であります。
日本ではそもそもブルースのお店などほとんどありません。
なぜならば、ブルースマンそのものがあまり存在していないからであります。
ではそんな数少ないブルースマンの聖地はどこなのか?
1970年代ならば京都を挙げることができますが、2006年の現在は中央線です。しかも杉並区は非常に濃いのです。厳密に言えば、新宿から吉祥寺までを含みます。
小さなバースタイルで演奏を行っているお店から当店ルースターのようにどかーんと音を出しているお店まであります。
阿佐ヶ谷のジャズも名物ではあります。が、ジャズフェスはあちこちであるのであります。しかし、ブルース、これはどーでしょう?
街を挙げてのブルース。青森? うーむ、最近はそんな噂もちらりほらり…。
中央線文化などという言葉もあるけれども、そんな枠を超えたところでブルースは確実に存在しているのです。街を挙げてのブルースとまではいきませんが、深ーく、根付いているのです。

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荻窪ルースター物語。

2006年9月13日(水)

はい。いよいよ9月26日、全国の書店で「荻窪ルースター物語」が発売されることになりました。
といっても、置いてない書店がほとんどでしょう。
ちなみにこの界隈ではブックセンター荻窪・タワーレコード新宿店・弘栄堂書店・近藤書店パークタワー店・書原 杉並店・隆文堂(国分寺)・紀伊國屋書店 新宿南店・早稲田大学生協コーププラザブックセンター・紀伊國屋書店 国分寺店などに置いてあるのは確認できました。
さて、この「荻窪ルースター物語」って何かと申しますと、私、佐藤ヒロオが書き下ろした入魂の一冊なのです。
本当はこれを書く前、出版社の方に「ライブハウスガイドみたいなものがいいですかね」なんて話をしていたのですが、「それじゃあ佐藤さんが書く意味がないですよ。佐藤さんじゃなければ書けない、本当に書きたいことをさらけ出してください」。
そう言われたのです。
「よっしゃー、それならば誰も書けないことを書いてしまおう」と睡眠時間を削って書き上げた超力作がこれだったのです。
その意味ではルースターに賭ける私の想いがめいっぱい詰まった濃厚な一冊。
と、言いつつも身勝手な話題を読んでいただくのではなく、みんなが元気になれるようなそんな内容になっております。
あさってにはルースターにできたてほやほやが並びますよ。ぜひよろしくお願いします。


「荻窪ルースター物語」―ライブハウスのつくりかたー 著者:佐藤ヒロオ 写真:向殿政高 

ISBN4-939015-90-4 C0037 ポット出版 定価:1890円(税込)


お近くの書店に無い場合は書店でご注文いただくか、ポット出版サイト(http://www.pot.co.jp/pub_list/pub_book/ISBN4-939015-90-4.html)でお取り寄せいただけます。、アマゾンでも取り扱いの予定です。またルースター本店、ルースター・ノースサイドでは常時販売しております。

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いよいよ荻窪の書店にも並びました。

2006年9月28日(木)

9月26日、いよいよ「荻窪ルースター物語」が書店に並びました。
荻窪では北口ロータリー前のブックセンター荻窪、そしてルミネのヤエスブックセンターにあるのを確認。
いずれも音楽書籍コーナーで平積みになっておりました。
本店とノースサイドでは書店に先駆けて発売しておりますが、おかげさまでバリバリに売れております。
しかーし、書店で売れるのかどうか、ものすごく不安なのであります。
なにしろ、ルースターにお越しいただいているお客様はルースターにお越しになられたついでに買って下さる方が多い。
ところが、書店に寄ったついでに「荻窪ルースター物語」を買おうなどという方はおそらく皆無。
なにしろ本屋さんを一周してみると、この本は誰が買うのだろう? と思わせる本があちこちにあるではありませんか。
私の書いた本などはその最たるもの。
ルースターを知らない方々にとって「荻窪ルースター物語」など手に取ってみようとも思うはずがないのであります。
しかしあえて私は言いたいのです。本は表紙を眺めるだけでは内容はわかりません。
ぜーひ、書店でお手にとって数ページでも読んでみてくださいませ。
さらば、いつしか本の世界に吸い込まれてしまうこと請け合いであります。
と、このメッセージはいったい誰に向けて書いているのか(笑)。
この「地階から胃薬」を読んでいる方のほとんどはルースターをご存知でしょうしね…。とほほ。


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胃薬服用メニュー


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