Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

ジャパンブルースフェスティバル2013

2013年5月4日(土)

ジャパンブルースフェスティバルをご存じでしょうか?
ああ、あの毎年日比谷の野外音楽堂でやっているあれでしょ?
いえいえ、あれはジャパンブルース&ソウルカーニバルでございまして、また別なんですよ。
へー、そうなんだ!
そーなんです。
似た名前なので間違えやすいですよね。
で、どこでやっているの?
青森です!
じぇじぇ!青森?遠いーーー!
何をおっしゃいますか!シカゴに行かずとも聴けるんですから近いじゃありませんか!
あ、そーか!

というわけで2013年のジャパンブルースフェスティバルの詳細第一弾発表です。

■Japan Blues Festival 2013
今年も開催します!本場シカゴのドリームバンド と、国内外から結集のオールスターバンドの2バンドが来青決定!!
2013年7月18日・19日・20日       
山のブルース 浪岡ステージ:18日  海のブルース 安潟ステージ:19日・20日

■ドリームバンド The Matthew Skoller Band with special guest Deitra Farr
Matthew Skoller:マシュー・スコラー(hrm.vo)Billy Flynn:ビリー・フリン(g)Felton Crews:フェルトン・クルーズ(b)Johnny Iguana:ジョニー・イグアナ(pf)Brian "BJ" Jones:ブライアン・ジョーンズ(ds) 特別ゲスト:Deitra Farr:デイトラ・ファー(vo)

20年以上にわたりシカゴのブルースシーンの第一線でプレイし続け、プロデューサーとしても手腕を発揮。彼自身が書き下ろした “The Devil Ain't Got No Music" は、「第34回Blues Music Awards 2013」の“ベスト・ブルースソング・オブ・ザ・イヤー”にノミネートされている。そんな彼が率いるドリームバンドにシカゴのトップ・ヴォーカリスト“デイトラ・ファー”を加え、今夏来青!
2010年のグラミー賞、ベスト・ブルース・アルバムにノミネートされ、シカゴ・ブルースのバイブルともいえる名盤である「Chicago Blues: A Living History」。今回JBFに出演するメンバー5人のうちドラムのBJを除く4人は、このアルバムに参加した“The Living History Band”のメンバー。

■オールスターバンド Shun Kikuta & Blues Project (シュン キクタ&ブルース プロジェクト)
菊田俊介(g)クマ原田(b)マーティ・ブレイシー(ds)祖田修(key)Tammy(vo)

うーん、今年もやってくれますね。
7月18.19.20は青森へ行きましょう!


★★★★★
でもってですね!!
こういうのもあるのです!
下記をどうぞ!
★★★★★

■6月28日(金) 荻窪ルースター2号店「ルースターノースサイド」
Shun Kikuta Blues Project
OPEN 19:00 / START 20:00
予約:4.000円+オーダー/当日:4500円+オーダー
菊田俊介(g) KUMA原田(b) マーティー・ブレイシー(ds) 祖田修(key) Tammy(vo)
ご予約はルースターノースサイドへどうぞ。
http://www.ogikubo-rooster.com/north/index.html

■7月21日(日) 荻窪ルースター本店
ブルースフロムシカゴ
Matthew Skoller:マシュー・スコラー(hrm.vo) Johnny Iguana:ジョニー・イグアナ(pf)
OPEN 19:00 / START 20:00 OPEN 19:00 / START 20:00チャージ3500円
ご予約はルースター本店へどうぞ。
http://www.ogikubo-rooster.com/main/index.html

矢掘孝一大いに語る。

2013年5月5日(日)

荻窪ルースターから配信しているネットラジオ「荻窪ルースターポッドキャスト」。
その81回目が配信されました。
ちょいと間が空いてしまいましたが、また続々お届けして行きますよ。
今回のゲストはギタリストの矢堀孝一さん。
面白いお話が飛び出していますのでぜひ聴いてみてくださいませ。
以下のURLから行けます。
http://ogikuborooster.blog137.fc2.com/

★矢堀孝一さんのルースターの予定は。

■今夜5/5(日) 手数ジャズナイト:3500円
FRAGILE:矢堀孝一(g) 水野正敏(b) 菅沼孝三(ds)
泣く子も黙るスーパーフュージョントリオ!超絶プレイの連続にあなたもぶっ飛ばざるを得ないでしょう。お席あり。

■5/15(水) マイク・スターン・トリビュート:3500円
矢堀孝一(g) 鈴木央紹(sax) 佐野俊介(b) 大槻KALTA英宣(ds)
圧倒的なギターテクニックと意欲的な音楽性のギタリスト、マイク・スターン。そんな彼の曲をやってしまおうと言いだしたのはそもそもマイク・スターンと交流があるスーパーギタリスト、矢堀孝一氏。面白いことになりそうです。お席あり。

インターネットで一番気をつけること。

2013年5月8日(水)

インターネットの存在は我々の生活をとてつもなく便利にしてくれました。
でもそれゆえに、気をつけなくてはならないことがあるのです。
そう、うかつにYAHOOのトップ画面を開いたらもう大変なのです。
家に帰ってから見ようと楽しみにしている井岡のボクシングの録画の結果がニュースとして表示されているからであります!
でもいくら気をつけていてもだめな時はだめであります。
以前、そろそろ閉店しようと思った時、ある人が「いやー、マスター、○○勝ったねー」と大声で言いながら入って来たのです。
その日、気をつけてきた時間はいったいなんだったのかってことっすね。

感動!

2013年5月12日(日)

小橋建太引退試合イン日本武道館に行きました!
集まったお客さんはなんと武道館にして1万7千人だそう。
ラストは武藤のアシストでムーンサルト炸裂!
1万7千人が泣いた瞬間でありました。
試合後、360度の客席をゆっくり見渡すその姿はもう言葉はいりません。
しかし、引退というのはいつも感動させられちゃいます。
一番記憶をさかのぼるとジャンルは違いますが、小学校の時に見た長嶋茂雄の引退でありました。
あれからいったい何人の引退を見送ったのでしょう。
小橋選手はのちにこう語りました。
青春って10代とか20代で終わるものじゃないんで。40代になったって50代になったって青春はあるんで。
思い切り感動と勇気をもらいました。

菊田俊介来日!

2013年5月15日(水)

「将軍 of Blues」として本場シカゴで活躍する菊田俊介がミック・テイラーのベーシスト原田クマとタッグを組み、サポートにはシカゴで生まれ育ちブルース魂が宿るマーティー、シカゴで数々のセッションを重ね凄腕と評判の祖田修、ヴォーカルにはナニワのジャニスと呼ばれるTammy。
インターナショナルな面々による最高のブルースショーが荻窪ルースターの2号店、ルースターノースサイドで実現します!
お席に限りがありますのでご予約をおすすめします。

■6/28(金) Shun Kikuta Blues Project
OPEN 19:00 / START 20:00
前売&予約:4.000円+オーダー/当日:4500円+オーダー

菊田俊介(g) KUMA原田(b) マーティー・ブレイシー(ds) 祖田修(key) Tammy(vo)

ご予約はルースターノースサイドへどうぞ。

遅くなかったギターの習得。

2013年5月18日(土)

60代半ばのある方がギターを始めました。
見た目だけは100メートル離れて見ればジミー・ペイジなのですが、ギターに関してはジミー・ぺーぺー。
実は明日、我が友の誕生日ライブが2号店、ルースターノースサイドにて行われるのですが、なんとそのジミー・ペーペーさんも出演するのであります。
そうギターを抱えてです!
昨年でしたか、ペーペーさんにギターを触ってもらったところ、「まったく指が動かん」などと言っておりました。
確かにギターを始めたばかりの雰囲気。
「えーと、人差し指がここにきて…」、そんな感じだったのです。
しかーし!
先ほど、明日のライブのためのリハーサルが近所のスタジオであったのですが!
うおーーーーー!
弾いている!!!
何事も始めるのに遅いことはないなどと申しますが、60代半ばからでも、全然遅くないのでした!

ルースター情報のおすすめゲット方法。

2013年5月23日(木)

荻窪ルースター本店のライブ情報はいろんなところでゲットでいます。
たとえば雑誌。
「JAZZ LIFE」「JAZZ JAPAN」「ブルース&ソウルレコーズ」など。
それから当然ながらホームページ。
インターネットではいろいろあります。
FACEBOOKには「荻窪ルースター」のページがあります。
http://www.facebook.com/#!/ogikubo.rooster
それからmixiには「荻窪ルースター本店」のコミュが。
さらにTwitter。
これは私の個人名「佐藤ヒロオ」でつぶやいています。
それとアメブロ。
http://ameblo.jp/ogikubo-rooster/

と、いろいろあるのですが、個人的なお薦めは!
じゃーん!
「荻窪ルースターメールマガジン」であります。
これは毎日夕方5時に今日からあさってまでの空席情報が配信されますので、「今日何やってるのかな」、「今日、席あるかなあ」などの心配がいらないのです。
なんと言っても多いのが「えーー、昨日あの人ルースターに来てたの? 知らなかったー」という見逃しをしている人が多いのですが、これが防げます。
なぜならば、今夜から3日間のライブ情報と空席情報が必ずメールされるわけですから、ホームページをチェックしてなかったので見逃してしまったという大事件につながらないのですね。

というわけで一番のお薦めはメールマガジンなのですが、これは携帯・スマホなどの端末ではパケほうだいとかにしている人にぜひ。
昨今はあまりいないと思いますが、メール受信にお金がかかる人は要注意ですね。

ちなみにメールマガジンは「メルモ」という会社を通して配信していて、荻窪ルースターのスタッフは誰が参加しているのかはわからない仕組みになっていますので「参加してやめた」とかでも誰がやめたかもわかりませんのでご安心を。

メルマガには一点だけ注意があります。
登録すると最初だけ、宣伝メールが2通くらい来ます。
これの受信を拒否すればもう来ません。
メルモさんはこの宣伝広告費で成り立っているのでこれは仕方ありません。
メルモさんの立場から言うと宣伝メールも見てねというところでしょう。
もしも宣伝メールがあなたにドンピシャのものでしたら受信拒否設定にしないでそのままにしておけばよいし、いらなければ拒否設定で大丈夫です。
もちろん、皆さんの大事なアドレスが横流しに合うことはありません。

なので荻窪ルースターのメールマガジン、ぜひ登録お願いしますねー。
詳しくは以下のページ「ルースターってどんな店?」の下段にあります。
http://www.ogikubo-rooster.com/main/about.html

人生SF。

2013年5月24日(金)

難波弘之さんといえば、「センスオブワンダ―」、山下達郎さんとの活動、ほかアイドルの作曲などで日本人がほぼ全員、何がしかは聴いているキーボーディスト&作曲家であります。
この難波さんがソロ名義としてはなんと27年ぶりになるというアルバムを発表いたしました。
テーマは「SF」。
そうです、SFであります。
昨日、難波さんが我こそは「元祖オタク」であると述べたことを書きましたが、実は難波さんは学習院中等科在学中からSFファン活動を開始。
『宇宙塵』に入会する他、自らファン・グループ「全日本青少年SFターミナル」を主宰。
また1968年に中学三年生の15歳にしてSF短編『青銅色の死』で安倍能成文学賞(初等科から大学までの、学習院在学中のすべての学生を対象とした賞)を受賞されています。
また、学習院の2年後輩の後のSF評論家巽孝之と交遊することとなり、巽氏が主宰する同人誌『科学魔界』にSF小説を発表。

どうですかこれ?

難波さん、1960年代からSF一辺倒なんですね。
つまりオタクの元祖はSFであったということなのですが、それは横に置いておきましょう。
凄いのは2013年にまたSFをテーマにしたソロ名義のアルバムを出していることです。
つまり人生SFなんですね。
内容はもう宇宙を感じさせる曲ばかり。
「あー、そうだよなあ。こどもの頃って宇宙は謎だらけでとっても不思議だったし、夢がいっぱいあった」。
と、思わせてくれるのです!
しかーし!
そうではありません!!
難波さんは現在進行形でSFに向き合っているのです。
つまりちっとも過去ではないのです。
1960年代は我々にとってはすごい昔なのですが、何万光年とか宇宙規模で考えれば一瞬の出来事なのですから。

新しいギターアンプ。

2013年5月26日(日)

じゃじゃーーーん!
当店に新しいギターアンプがお目見えいたしました。
ローランドのGA212であります!
このアンプの出力はなんと200W。
うひょーーーー!
そんなに必要ではないのですが、まあ、ばりばり余裕があるアンプと言えます。
一番の特徴はクリーンサウンドからヘビーサウンドまでつまみによって無段階で変化させられること。
従来のアンプでも可能なものは多くありますが、どのサウンドでも全てに余裕を感じることができます。
一瞬、つまみやスイッチ類が扱いにくいのではないか?
そう思わせますが、実はそんなことはなく、逆にとってもシンプル設計です。
アンプに好みの音を記憶させることも可能ではありますが、それ以前にトレブル、ミドル、ベースとリバーブという誰もがわかる構造。
これに2ボリュームと歪みボリュームがあるだけ。
つまり、難しいことはないのです。
アンプに直結で十分行けますが、逆にクリーンサウンドに設定しておいて、エフェクターをつなぐ。
これはもしかするとアンプによってのその音の特徴に左右されず、出したい音を素直に出せる可能性あり。
たとえば、フェンダーツインリバーブやジャズコーラスといったアンプはその音が特徴的であります。
ゆえに、アンプを見ずとも「ああ、この音はあのアンプだな」と想像がつきやすい。
ところが、このGA212においてはクリーンサウンドはアンプの特徴が出ているというよりもあくまでもクリーンに出ているという印象。
ですので、エフェクター使用にも効果的な気がします。
ただし、このアンプを初めて使う人にとってみれば、前述の他のアンプのようにあらかじめこんな音がするという心構えがないため、いろいろつまみを回してみたくなると思います。

さて、当店のメインギターアンプはBC60とJC90、そしてこのGA212となり、すべてローランド社のものになりました。
私の個人的な好みはBC60ですが、このアンプも使いこなせるようあれこれ試してみたいと思います。

聴こえる音。

2013年5月27日(月)

初めてビブラホンという楽器を意識したのはたしか大学生の頃。
約30年前ですね。
私はロック野郎で、サーフィンなんかもしていましたぞ。
そんなある日、MJQ(モダンジャズカルテット)を聴いたのでした。
当時、YMOは知っていてもMJQはよく知らず。
ところがあれこそが私のジャズの入口になっていたのかもしれません。
というのは、その頃、アメリカもの、イギリスもののブルースはすでに聴いていました。
で、ジャズでもブルースをやっているわけですが、なんか全然違う音楽なんですよね。
もちろん今の私がそんなこと言っていたらマスターとしてどうなん?
でありますが、30年前はそんなでした。
なにしろロックばっかりやってましたし。
ロックとブルースは近いけどロックとジャズは遠かったんですねー。
当時はいろんな音楽を聴いていたつもりではありました。
でもやはり狭かったですね。
まあ、今でも狭いですが。
変な話で恐縮ですが、音楽はやっぱりいろいろ聴くほうが結果楽しいかもですね。
なぜかというと音楽そのものでなく、そこからそれらがいろいろとつながりだすとさらに面白いことになっちゃったりするからです。
わかりやすい例で言えば、ビブラホンという楽器の音がルパン3世のテーマ曲の音と同じだ、とか…。
ちなみにルパンのビブラホンは大井貴司さんでありますね。
で、大井さんはジャズやっているとか、どんどんつながってしまうのであります。
たとえば、テレビからCMなどで楽器の音が聴こえてくる。
その音を聴いて名前が出てなくても「あ、誰だれ、こCMやってるんだ」ってわかるとか。
飲み屋でBGMが流れていても歌手のバッキングの音が誰だれだとか。
ライブを見ればこのアドリブは誰だれを意識しているとか。
演奏している方はわざと笑わせようとそういうフレーズを弾いていたりするわけなので気がつかないで聴き流すのはもったいないわけです。
というわけで音楽は終わりが無い面白い世界なんですね。
なのでもっといっぱい聴いていかなきゃならないなと思います。
まだ全然知らないことだらけです。
おそらくライブはこれまでで7000本くらいは見ていると思います。
なにせ今ではそれ仕事になってますし。
それでも全然足りないくらい面白いです。
世界中の音楽は24時間再生しっぱなしにしても全部聴ききれないくらい膨大ですからその意味では聴けるものだけしか聴けないのですが。
さて、今夜はやはりビブラホンのジャズのライブです。
でも身体の具合で現在は片手でしか演奏ができません。
本当はこの音も出したいし、こう言う風にも演奏したい、そう思っておられるはず。
本人でなくてはわからない心の内側ですが、今夜は演奏していない音まで聴こえてくる思います。