階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。 このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。 ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、 ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。 お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ブルース&ソウルレコーズ、リニューアル。

2007年7月1日(日)

皆さんは「ブルース&ソウルレコーズ」という雑誌があるのをご存知でしょうか?
文字通りのブルースやソウルについての音楽雑誌であります。
私も長年愛読しておりますが、現在発売されている号から全面リニューアルされたのです。
これまでの「ブルース&ソウルレコーズ」はどちらかと言えば、ブルース愛好家の皆さんに向けての色合いが強く、ブルース初心者にはちんぷんかんぷんといったところでした。
ところが、今回の特集はなんと「ジミ・ヘンドリックスが弾いたブルース」。
つまり、このリニューアルを機にもっと多くの方にブルースに親しんでいただこうという雰囲気に変わっていたのであります。
これはおそらく「このままではブルース愛好家の絶滅が危惧される」という判断もあったのではないかと私は勝手に推測するのです。
日本においてブルースはとてもマイナーな音楽なのは言うまでもありません。
変なたとえですが、日本にはパンダと同じ数くらいしかブルースバンドがいないのです(これはもちろん、マイナーなブルースの中では有名なバンドという意味)。
パンダには行列を作って見に行きますが、ブルースバンドには多くの方はまったく興味をしめしてはくれません。
ああ、パンダちゃんの人気にあやかりたい。ブルースはパンダちゃんと同じようにかわいいし、愛嬌あるし、多くの方を楽しませる力が備わっているのです。
こんな楽しい音楽を体験しないなんてもったいないことこの上ないのであります。
そうそう、この雑誌には必ずCDが付録としてついてきます。
これを毎回集めていればもうはまるあなたもこの底なしのブルースの世界を覗いてみませんか?

P.S.
嬉しいことにブルース初心者でも楽しめる当店の2号店でのセッションの模様も取り上げてくれています。ありがとうございました。

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ジャズセッションに行ってみよう。

2007年7月3日(火)

ルースターの2号店、Rooster North Sideは毎週、月曜日にブルースセッション、そして水曜日にジャズセッションが行われています。

セッションとは何か?
簡単に書けば、「ミュージシャンが集って演奏すること」であります。
ライブハウスに「セッション」というタイトルがあってもこれは2種類の意味合いがあります。

ひとつはあらかじめ決まっている出演者によってライブをする場合ともうひとつは不特定の見知らぬ者がその場に楽器などを持ち寄って演奏するケースです。

ここでは後者のセッションについて触れてみようと思います。

ライブハウスで行われているセッションには様々なジャンルがあります。
ジャス、ブルース、ジャズファンク、ロック、ポップス、ブラジル音楽等々…。

その中でも一番多いのがジャズセッションではないでしょうか。
多くのジャズクラブが一般参加が可能なセッションを開催しているのです。

さて、このジャズセッションですが、これは相当な腕前でないと参加資格がないように思われがちです。

たしかに、お店によっては「私では無理ですー」と思うようなレベルの高い方々ばかり参加しているところもあるので、そうなるとさすがに気後れしてしまうのは思い切りうなずけます。

まあ、ジャズですからジャズの曲を一曲も知りませんという方は参加しないと思われます。
しかし、極端な話、1曲しか弾けなければセッションには参加できないのかというと決してそういうわけではありません。
RoosterNorthSideのジャズセッションはそんなあなたにも参加の資格があるのです。

何を隠そう、Rooster NorthSideのセッションは実は「初めてでも安心」というスタンスをとっております。
これはなぜなのか?

ちょっとたとえを出してみようと思います。
セッションというのはテニスや卓球と同じような感覚があると思うのです。

たとえば、自分があまり上手でなくとも相手が打ち返しやすいところにいつもボールを打ち返してくれればラリーができちゃったりします。

逆にテニスの初心者同士がやるとうまくラリーが続かないと思います。
ラリーが続くとテニスや卓球は楽しいですよね。

これと同じような感覚をぜひ味わっていただけたらということなのです。
つまり、「私、人前で演奏できちゃった」という喜びをぜひ体験していただきたいのです。
もし、楽器を始めたばかりのあなたがどこかのセッションに行ったとしてそこで「もっと練習してから来てください」なんて言われたら、もう2度と行きたくなくなっちゃいますものね。

それよりもセッションを通して演奏することの楽しさをぜひ体験していただければと思うわけです。

間違っても誰も怒ったりしません。むしろ親切に教えてくれる、そんな空気がNorthSideにはあります。

さあ、ぜひあなたもセッションに参加してみませんか?

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夢は生演奏パラダイス。

2007年7月4日(水)

もうすぐ大阪で世界陸上が行われます。
TBSの宣伝を見る限り、参加することに意義があるというよりも記録への挑戦というイメージのほうが強いような気がします。
何しろ世界新記録を出した選手すらさらなる新記録を出すべく出場するのです。
これ、最初はきっと出場が夢で、次にメダルを取るのが夢になり、さらに世界記録が夢になり、世界新記録を出すと今度はそれを越えたいと思う…。
きっとチャレンジ精神はこういう順序が成り立つのではないかと思うのです。
もちろん、話のレベルは世界新記録とは比較の対象にはなりませんし、誰もが世界新記録を目指せるわけでもありませんが、もしかすると現状に満足せず、チャレンジしていくその精神は陸上の選手も私も一緒かもしれないなと思うのです。
その昔、私の夢はライブハウスをやることでした。
その夢はもう10年前に実現してしまったわけですが、では今はもう十分満足したかというとまったくそうではないのです。
やればやるほど新しい目標ができ、そしてそのハードルはどんどん高くなってしまうのです。
では私の場合はどういう変化が起こっていったのか簡単に書いてみます。
まずは夢のライブハウスの開店です。
実はまずはこれがとても大変だったのですが、なんとか実現します。
次に立ちはだかったハードルは2つ。
一つ目は一般のお客さんにも来てもらえるようなライブハウスにするということ。
もうひとつは一般のお客さんを楽しませる術を心得ているプロミュージシャンが毎晩出演していること。これでした。
おかげさまでどちらも実現。
これもまたとてつもなく大変な道程でした。
ところが、毎晩お客さんがいっぱい来てくれているわけではありません。
一般のお客さんを楽しませる術を持っているミュージシャンに出演してもらうということはルースターとしてもミュージシャンの人気や知名度に関わらず、いつも流行っている、そんなお店を目指しているので、これはまだまだなのです。
ところが、この志も半ばの段階でまたしても大きな目標を掲げるようになってしまったのです。
その目標とは大きな洋風居酒屋を開店し、そこに毎晩バンドを入れるということでした。
実はハリケーンの被害を受ける前のニューオリンズへ行ったのですが、まさにそこは生演奏天国であったのです。
地元の方もいれば観光客も生演奏を楽しみながら飲んだり食べたりしているのです。
さて、果たして日本はどうでしょう?
ライブハウスは星の数ほどあるのに多くはアマチュアバンドがチケットを自分で売って出ているではありませんか。
そして昔からあるプロミュージシャンが出演しているライブハウスでもそのミュージシャンのファンしか行かないというお店がほとんど。
音楽は諸外国から多くの影響を受けているのにライブハウス側は影響を受けていないのです。
ライブハウスに一般のお客さんが来ないのでファン向けのライブの仕方しかできないというミュージシャンばかりが育つ。まさに悪循環を巻き起こすばかり。
これでは日本はずっと変われません。
もちろん、ファンが集うことは問題ありませんし、アメリカだってそれは同じです。
でもそうではない「ちょっと生演奏でも聴いていくか」というお店があまりにも浸透していないのです。
日本でもおそらくカラオケが出現する頃まではまだ、キャバレーでもディスコでも生演奏が主流だったはずで、生演奏で楽しむという行為がもっと日本中に広まる可能性があったのではと思うのです。
ホテルのラウンジではジャズなどの生演奏はありますが、BGMではない店。
オールディーズなんかのお店はまさしくそれに当たりますが、ジャズにせよブルースにせよラテンにせよ、詳しくない方ももっと自然に楽しめるような、そんな日本にならないかなあと。
で、これに挑戦すべく、バンドが入っている大きな居酒屋を作ってみたいのです。
でもだた演奏しているだけでは失敗しそうなので、もう雰囲気からアミューズメントな空気をバリバリ出している、そういうお店を作ってみたいのです。
もしも成功すればちょっとしたムーブメントを起こせるかもしれません。
そうなれば日本全国生演奏のお店が乱立し、多くのミュージシャンが生演奏で生活できるようになるかもしれないのです。
あまりにも簡単に書きすぎてしまいましたが、10年前と現在とでは夢はとてつもなく大きなものに変わってしまいました。
とっても壮大な夢ですが、死ぬまでに実現にこぎつけたいのであります。

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ノースサイドのもうひとつの顔。

2007年7月5日(木)

ルースターの2号店、Rooster Northsideはこれまでなかったタイプのライブハウスとして2005年にオープンいたしました。
これまでなかったタイプというライブハウスという切り口のひとつは貸切が主体であるという点です。
先日、このコーナーに書いたようにライブハウスを貸し切ると非常に高い。
これを極力安く設定し、文字通り、貸切ライブだけではなく、発表会や披露宴の2次会などにもご利用いただけるという、いわゆる利用者の立場で考えてのスタートでした。
おかげさまで多くの皆様にご利用いただけるようになりました。
これに加え、ブルースやジャズセッションのほか、飛び入り弾き語りナイトや、歌ものセッションの夜など、バンドでなく、個人でも演奏しに行けるお店という部分もだいぶ浸透してきたのではと思っております。
しかしながら、Rooster NorthSideにはまだあまり知られていない側面があるのです。
それは通常のブッキングライブです。
ルースター本店のスケジュールページは毎日多くのアクセスをいただいているのですが、NorthSideのスケジュールページの閲覧数は本店ほどではありません。
まして本店のスケジュールは雑誌「ぴあ」「SWING JOURNAL」「JAZZ LIFE」「ぐるり」や様々なサイトにも取り上げられているのに対し、NorthSideのライブ情報はルースターのサイトにしか発表されておりません。
本店のスケジュールをいつもご覧いただいている皆様にはぜひNorthSideのスケジュールもチェックしていただければと思うのです。
と申しますのは、実はいつもは本店でやっていたライブでも日程が合わず、NorthSideで行われるケースもあるからです。
たとえば毎回ご予約で満席になるBack to the rootsのライブや日本を代表するフィンガーピッキング奏者、岸部眞明さんのライブ。
そして、長澤紀仁さん、阿部浩二さん、越田太郎丸さん、柏木広樹さんによる3ギター+チェロの予定もあるのです。
そのほか、NorthSideではプロミュージシャンによるライブが多くあり、「へー、こんな人もやっていたの?」と思っていただけるはず。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

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荻窪にスターバックスがやってくる。

2007年7月7日(土)

荻窪にはドトールコーヒー店が3軒あります。
3軒もあるのですから需要があるのでしょう。
そんな荻窪にもついにスターバックスコーヒーが進出して参ります。
スターバックスコーヒーは他のそうしたコーヒーショップと違って少しお洒落な感じがします。
記憶がただしければその昔、「ユーガットメイル」という映画で毎朝、スターバックスへコーヒーを買いに行くシーンがあったような気がしますが、ニューヨーカーが行くというイメージがそんな空気を出しているのかもしれません。
かつてシカゴに行ったときによく見かけたのが「コーナーベーカリー」というコーヒーショップでした。
ここのコーヒーは非常においしく、毎朝寄っていたのを覚えています。
アメリカではコーヒーショップは割とスターバックスやコーナーベーカリーなどのようなお店が主流な気がしますが、日本においてはどうでしょう?
私としてはこうしたコーヒーショップよりも断然喫茶店派なのであります。
お酒はほとんど飲まない分、逆にコーヒーは一日に軽く10杯は飲むほど大好きなのです。
荻窪にはかつて「コンソール」というおいしいお店があったのですが、そこが無くなってからは西荻窪か吉祥寺へわざわざ飲みにいくようになりました。
せっかくスターバックスがやってくるのにきっと私は相変らず西荻、吉祥寺へと行くのでしょう。
ではスターバックスなどと喫茶店はどこか違うのか。
簡単に言えば、落ち着き具合でしょうか。
「こちらでご注文をお願いします」「こちらでお受け取りください」などというあわただしい空気よりもゆったりジャズでも聴きながら飲むほうが断然落ち着くのです。
もうひとつの楽しみは味です。
チェーン店はどこも同じですが、個人でやっている喫茶店は自家焙煎であったり、その店ならではの味を楽しむことができます。
さて、こんな私ですからルースターのコーヒーも凝るようになりました。
自家焙煎までは無理ですが、超気合を入れて自家焙煎している豆屋さんから仕入れるようにしたのです。
この豆屋さんの気合の入れようはハンパではありません。
豆を買いに行ってもその場では持って帰れないのです。
なんと注文してから煎るのです。
そのため持って帰れるのは早くても30分後なのです。
ちょっと面倒ですが、なんと言っても煎りたて挽きたてです。
喫茶店派の私ですから自分で煎ったりすればいいのですが、やはり餅は餅屋。
本業の豆屋さんにはかないません。
しかしながら、しっかりドリップしてお出ししていますので本当にうまい。
ぜひ皆様にもルースターでコーヒーもお楽しみいただければと思うのです。
よろしくでしたー。

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荻窪ルースター物語は今、どうなってるのか?

2007年7月8日(日)

私の著作であります「荻窪ルースター物語」を出版したのが昨年の9月26日。
あれから10ヶ月経ってすっかり書店からその姿を消してしまいました(とほほ)。
書店での取り寄せは今もできるものの現在、常に在庫があるのはアマゾンなどの通信販売と当店くらいかもしれません。
このまま本がどんどん過去のものへとなっていってしまうのか?
実はそんな心配とは裏腹に驚くべき事態がここ数ヶ月間に起こっているのです。
というのはこの本を「読みました」とおっしゃって来店してくださる方がとても増えてきているのです。
しかも全国各地からです。
「ライブハウスを始めようと思い、この本を買ってみたらどうしても来て見たくなっちゃって」。
「あちこちライブハウスは行くのですが、こういう姿勢って本当はあってしかるべきですよね。こんな店長さんは初めてです」。
「バンドをやっているのですが、本を読んで180度考え方が変わりました。知り合いにも読めと薦めていますよ」。
「実はライブハウスに興味がなく、起業ビジネス本として購入したのですが、読んだらルースターに行ってみたくなりまして」。
このようなお話をよくいただいております。
ある方なんて「図書館で偶然読んでみて面白かったので来ちゃいました」だそうです。
なんと図書館にもあったのです。
なんと嬉しいことでしょうか。
再度、この場を借りて御礼申し上げます。
いやいや、しかし喜んでばかりもいられません。
発売までは芥川賞を狙っていたのですが、今や風前の灯。
では今、「荻窪ルースター物語」はどんな状況かと申しますと、アマゾンの書籍ランキングで今日は23万位くらいまで落ち込んでいましたー。
23万位ですよ、23万位!
現在世の中に流通している本がそんなにあったのかということも驚きですが、それにしても23万位というのは完全に戦力外じゃあーりませんか。
それでも最初の頃は3000位くらいまでは行っていたのですが、なんとも悲しいっす。
奇跡の復活はあるのか?
あったらいいなあ。
そういえば話題の本「がばいばあちゃん」は徹子の部屋で紹介されて爆発的に売れたとか。
誰か私を徹子の部屋に出しておくれ。
って出たらそれこそ奇蹟ですな。がははは。

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乗馬マシンの効果はいかに?

2007年7月9日(月)

ロデオクイーンという乗馬感覚フィットネスマシンを購入して約3週間が経ちました。
テレビショッピングではものすごい効果をうたっていますが、実際はどうなのか?
使っている本人の私が書いてみることにいたしましょう。
本来ならば一日に15分間を2セット乗らなければならないようですが、私は毎日1回だけしか乗っていません。
ちなみに私は痩せ型の体系なので、ほんの少し気になってきたお腹周り、これをなんとかしたいというのが目的です。
そういうこともあってか、腹筋はついてきたような感じがしますが、バリバリ脂肪が落ちたということまでには至っていません。そんな気がする程度です。
でも、かつてあった腹筋が多少なりとも復活してきているのは事実。
なのでもうしばらく続けてみようと思うのです。
しかーし、私は思うのです。
15分間乗馬マシンに乗っているよりも、15分間、誰かに背中に乗ってもらってお馬さんごっこをし続けるほうが効果があるんじゃないかと(笑)。

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音楽室の目に見えぬ素晴らしい工夫。

2007年7月13日(金)

青山学院のすぐそばに「音楽室」という名前のライブハウスがあるのをご存知でしょうか?
音楽室は青学から246を表参道方位面から渋谷方面に向ってメガネ屋さんの角を左に曲がったところにあります。
広さは当店と同じくらいでしょうか。
お洒落な場所に構えているだけあって白とオレンジ色を基調とした店内も場所にふさわしくお洒落であります。
私は当店にもよく出演していただいているドラマー、井上尚彦さんが音楽室の音楽顧問?を務めているということで音楽室のマスターとも仲良しになりました。
音楽室に訪れるとまず驚かされるのは内装の素晴らしさでありますが、私にはそれ以上に驚かされることがあります。
何に驚くのかというと音が見事にデッドなのです。
つまり、生音での残響音が少ないのであります。
私が行った日は客席が満席だったのでかなりそれによってかなり吸音されているもののこのデッドさは何か秘密があると思いステージを見てみました。
ステージ上には厚手の布が弧を描いてぶら下がっています。
うしろにはやはり厚手のカーテンが掛けられていました。

「むむむ、これだけでこんなに吸音するとは思えないぞ、きっと何か仕掛けがあるに違いない」。
そう、思った私はライブ後、ほとんどお客様が帰られたのを見計らってマスターに聞いてみたのです。
すると、部屋全体の壁の裏側に吸音材を入れているとのこと。
「なるほど、秘密は壁の向こうにあったのか」。

マニアックな話ですが、クラシック音楽なら話は別ですが、音の大きなバンド演奏などではステージ上の音がデッドだとPA的には楽なのです。
よくお客様に「ルースターさんは木の響きがいいですね」と言われますが、実際は木が響いているのではなく、PAから出している音を聴いていただいているのであります。
音がデッドならさらに調整がしやすくなるのです。
当店、ルースターも見習おうと思わされます。
今から壁の向こうに吸音材を入れるのは厳しいですが、何か工夫をしてみようと思います。
いやー、外に出るといろいろ勉強になるのです。
音楽室さんありがとう。

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楽器族の皆さんに楽器族。

2007年7月15日(日)

楽器族。ブラストライブ」という雑誌があります。
これ、管楽器をやられている方々向けの雑誌なのですが、現在発売中のそれにルースターで6月に2デイズでレコーディングライブを行った中路英明さんとジャズ評論家、寺島靖国さんとの対談が掲載されています。
寺島さんは何冊も本を出されておりますし、吉祥寺でジャズ喫茶&ライブハウス「MEG」ほか、レストランを多数経営するお方。私もインタビューを受けたことがございます。
さて、その寺島さんが最近、なんとトロンボーンを始めておられるということでこの雑誌でトロンボーン談義に花が咲いているのであります。
ぜひ書店にてお買い求めいただければと存じます。
そしてここにお店紹介のページもあるのですが、今回取り上げていただいたのは当店の2号店、Rooster North Sideであります。(ご紹介いただきありがとうございます。)
掲載されている写真は私とノースサイドの店長、斎藤さん、そして若頭の寺ちゃんなのですが、これにはわけがありました。
いよいよ撮影という段階でなんと寺ちゃんが「あのー、僕も写っていいですか?」とフレームに入ってきたのであります!
あわてる編集長と我々。
私は「そういうことですから、すみません。彼も雑誌に載せてあげてもらっていいですか?」そう編集長に頼んでみたのです。
ということで寺ちゃんは見事に雑誌に掲載されることに成功したのです。
実はこの彼の行動には深ーい理由があるのです。
親元を離れひとりで東京へやってきた自分の雄姿を「俺、がんばってるよ」と教えてあげたかったのです。
うーむ、なんと親孝行な息子でしょう。
今後、雑誌の取材が入った場合は彼を中心に写真を撮ってもらおうと心に決めた私でした。

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藤崎羊一というベーシスト。

2007年7月17日(火)

今夜は東洋のバイブ人ことビブラホンの出口辰治グループの出演でした。
いつものベーシスト、大表秀具さんが都合が合わず、藤崎羊一さんというベーシストがやってきてくれました。
ところが出口さんのメンバー紹介を聞いてびっくり。
東海大相模高校野球部で現在の巨人の原監督とともに何度か甲子園に出場しているお方であったのです。
東海大相模の甲子園での活躍はすさまじいものがあったのを記憶しています。
何しろ原選手のお父様が当時、東海大相模の監督です。
で、現在、原選手は巨人の監督。
つまり親子で監督なのであります。
私は当時、同じ東海大の付属高校である東海大高輪台高校に通学していましたので東海大相模の甲子園での活躍はしっかりテレビで見ておりました。
選手の名前はもう原と津末?くらいしか覚えていませんが、彼らとともに甲子園で活躍した選手が今、目の前でベースを弾いているのです。
本人曰く、「音楽がやりたかった」そう。
その言葉に客席から大きな拍手が贈られていました。
藤崎さんはいつもは外山喜雄さんのデキシーセインツでベースを弾いておられるようなので時間をつくってぜひライブを聴きに行ってみようと思います。
そういえば、私の父は中学時代、新潟一のピッチャーと呼ばれ、高校へ進学するも音楽部に加入、そして東京藝術大学や東京学芸大学で音楽を教えるという経歴。
何か共通するものを感じつつも、野球から音楽へ転進するのはやっぱり意外な感じがします。
逆に音楽部から野球部に進む人はいるのか?
いないだろうなあ。

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荻窪のオリンピックはどこに?

2007年7月18日(水)

荻窪駅北口のほぼ正面には青梅街道が走っています。
以前その青梅街道を渡ったところにスーパー「オリンピック」がありました。
しかし、今はなにやら建設中。
建築内容の看板には遊戯施設を建設と表示があります。
「うーむ、遊戯施設とは何だろう?」
ロンパールームみたいなものがあって中にはしんぺいちゃんがいて一緒に遊んでくれるのだろうかと一瞬頭をよぎる。
しかし、ふと隣の建物を見るとパチンコ屋さんがあるではありませんか。
「むむ、もしや遊戯施設とはパチンコ屋さんなのかもしれない」。
もしくはゲームセンターだろうか。
かつてはオリンピックへ電化製品をよく買いに出掛けていたものでしたが、閉店後は西友の電化製品売り場に足を向けるようになりました。
それまでは「オリンピックと西友とラオックスとどこが安いかな」なんて比較も可能だったのがもはやそれは不可能となってしまいました。
そういえば先日、新しくできた吉祥寺のヨドバシカメラへ行って見ました。
新宿の雑踏が苦手な私としては吉祥寺にヨドバシカメラができたことはとても喜ばしく思えたのですが、吉祥寺よりもむしろ荻窪にヨドバシカメラがあったほうがもっと便利。
ああ、オリンピック後にヨドバシカメラが入ってくれればよかったのに。
そしてその地下にとてつもなく広い500席規模のルースター3号店ができればいいのに。
ああ、なんて他人事なお話でしょう。
家電の安さ比べをしているような段階では3号店は夢のまた夢ですかね。とほほ。

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本棚の4冊。

2007年7月19日(木)

新宿タワーレコードにCDを買いに行ったのであります。
ゲットしたのはブルースカーニバルで来日するココ・テイラーの新作とマディ・ウォーターズのエレクトリック・マッドのハウリン・ウルフ版ともいえる、その名もハウリン・ウルフ・アルバム、そしてジャズファンクのコンピ、グルーブ・パーティ。
いずれもとてもよいアルバムでございました。
いやいや、新宿のタワーレコードの品揃えは実に素晴らしい。
吉祥寺のタワーレコードやHMVでは入手できないブルース系のCDが山ほど置いてあるのであります。
「うーん、さすが新宿タワーレコードだな」とCDを手に取り、キャッシャーへ向うとちょっとしたコーナーが目に留まりました。
それはスーパーのレジの脇にガムとかが置いてるような感じのプチ音楽雑誌販売コーナーでした。
置いてあったのは合計8冊。
見るとは無しに見るとなんと当店、ルースターの何がしかの紹介が現在掲載されている雑誌が4冊もあるではありませんか。
プチ販売コーナーのなんと5割であります。
その雑誌とは「SWING JOURNAL」、「JAZZ LIFE」、「楽器族」、「ブルース&ソウルレコーズ」の4誌。
「うーむ、これはちょっと嬉しいなあ」。
思わず、もう2、3枚CD追加して買っていこうかと小躍りしてしまいました。
ちょっといい気分で帰り、ハウリン・ウルフのCDの解説文を取り出して読むとそこにはルースターに約10年間毎月出演されているローラーコースターの小出斉のクレジットが。
小出さんはブルースファンに演奏だけでなく、文章でもおなじみなのです。
そうそう、タワーレコードに寄る前にラーメン食べたいなと思い、当てもなくふらっと新星堂ロックイン方面に歩くと「よってこ屋」というラーメン屋さん。
このお店、荻窪にあるのですが、新宿にもあったんだと思い入ってみることに。
新宿タワーレコードを基点にいろいろつながってなんだか面白い日でありました。

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ブルースおばあちゃんは78歳。

2007年7月21日(土)

昨夜はココ・テイラー&ブルースマシーンのライブを観に渋谷のミュージックデュオエクスチェンジなるところへ出掛けてきました。
一昨日、購入したココの新譜CDをカーステで爆音でかけながら一路愛車で渋谷へGO。
カーナビでうまく渋滞を避けると30分で現地に到着できました。

会場に入るとほぼ満員。
「おー、さすがブルースの女王、きっとブルース愛好家の皆さんが集結されているのだろう」とまずは安堵。
私は興業主でもなんでもないのですが、はるばる海を越えてシカゴからやってきたのにガラガラだったらかわいそう。なのでホッとしたのであります。

さて、今回現地ツアーマネージャー役(?)をやられておられるk氏を入り口そばで発見。
「自由席でしたっけ。どっか座れるかなあ」と声を掛けると、案内してくれたのはなんと最前列。
「うっひょー、こりゃすごい」と喜んでいるとまもなく開演。
目の前にギターの菊田俊介氏。ところが目の前にいるにも関わらず、音は目の前からはさっぱり聴こえません。
どっちかというと私の頭のはるか上から鳴っているのです。
「うーむ、せっかくの最前列だけどこれじゃ音がわからん」と後方に移動。
なんと客席に3本も大きな柱がありステージを全部を見渡せる場所はわずかでしたが、それでも入り口そばにナイスなスペースを発見。
「ここならダンス天国だ」。とブルース独自の身体の揺らし方で鑑賞していると40分くらいのバンドだけでの演奏の後、やっと女王、ココ・テイラーの登場。
銀色に輝く衣装が似合う78歳のココは時折すさまじいシャウトで観客をあおります。
78歳ですぞ、78歳。
こんな素敵なおばあちゃんがどこにいますか?
途中、リードギタリストが「おーい、みんなーに聞くぜー! ブルースの女王と言えば誰だーい?」と客席にアピールするも英語が客席に通じなかったのか、「違う違う、いえーいじゃねーぞ」と苦笑するシーンもあったりしてなんとも和やか。
大物ブルースウーマンらしく、歌っては座ったり、飲み水を持ってくる係の方と、おしぼりを持ってくる係の方が別にいたり、いやいややっぱりブルースバンドはいいねえ。
結局、ココは6曲くらいだったか、スイートホームシカゴで締めくくり。
なんとアンコールは無し。
「まあ78歳だしね」とあっさり客席は納得した雰囲気でした。

さてさて、ここから私は会場そばにある某バーへ移動。
するとやってきましたココ以外のメンバー、そしてローリー・ベル・バンドのベースマンも登場。
狭い空間は黒人ブルースマンたちでもはや満席。
シカゴサウスのブルースクラブさながらの雰囲気でした。
セッションも始まり面白いことになりそうな空気が立ち込めてきたのですが、かなりお店が混んできたのとお腹が減ってきたので(このバーは食べ物がないみたいでした。いや、あったのかもしれませんがマスターがひとりだけで忙しそう。食べ物のオーダーはよしてくれという気配バリバリだったのです。)早々と退散。
帰り際、菊田さんは「佐藤さん、今回は日程が合わなかったけど、次回来日するときはまたよろしくお願いしますよ」と言ってくださいました。
ブルースマンっていうのは偉そうにしないところが実にいいのです。
親しみやすいっていうか、平気で客席にも来るし、打ち上げではただの人。
日本の若手ロックバンドの諸君もかっこばかりつけずに黒人ブルースマンの洗礼を受けなされ。
ブルースマンはブルースを聴いてくれる人たちへ感謝の気持ちがあるのだ。
さて、明日はいよいよジャパンブルース&ソウルカーニバル最終日・日比谷野音!
晴れておくれーーーー。

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野音に焼き海苔は似合うのか?

2007年7月24日(火)

今年も当然行って参りました。ジャパン・ブルース&ソウル・カーニバル。
場所はもちろん日比谷野外大音楽堂であります。
そうそう、大音楽堂という名前の通り、実は日比谷公園には小音楽堂もあるのですがご存知でしょうか?
小音楽堂ではその昔、高校生の頃ですが3度くらいステージで演奏した思い出があります。懐かしいなあ。もう30年も前の話ですもの。

そんなことより大音楽堂でありますー。
前回の日記でブルースマンは平気で客席にいると書きましたが、野音の入り口でまたもやココ・テーラー・バンドのギタリストである菊田俊介さん発見(笑)。
いきなり和みます。
入り口を抜けて坂道を登ると「どっかーん!」と目の前に客席が広がります。
「いやー、いつ来ても野音はいいなあ」。
幸い雨も降らず、気分は上々。
飲み物でも買おうかと売店へ向うまでに20人以上に声を掛けられます。
「うひゃー」。知り合いだらけでこれまた嬉しい気分であります。
みんなこれから始まるカーニバルにうきうき気分。すっごくみんな楽しそう。

さて、おなじみブルース司会者、後藤ゆうぞう氏に紹介されて出てきたトップバッターはマダムギター長見順。かわいしのぶ、グレースというつわもの女3人バンドだ。
八代亜紀の「船歌」のヘビーブルースバージョンからスタート。
「全国2800人のブルースファンのみなさん、こんにちは」というMCがいかしていた。
気がつくと向って左側の客席サクごしに岡地曙裕さんがひとりステージを見つめている。
「うーむ、愛だなあ」と思っていると岡地さんを見つけ駆け寄り話しかけている人たち。
「話しかけずに奥様の野音のステージを見せてあげなさい」とちょっと思う。

次に登場したのは吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ。
「野音に来るためにタクシーに乗ったら4800円かかった」、「タクシーの運転手さんにバンドやってるんすか?と聞かれ、バンドって演奏間違えるとお客さんにばれちゃうでしょ?なんてプレッッシャーかけられた。」というMCが登場。
「やっぱり肉を喰おう」という曲では歌詞の一部が「ダンボール肉マンはやらせだった」に変更されるなどうけ狙いは歌詞にもおよぶ。
しかものちにはしっかり歌詞を間違えておられた。これはタクシーの運転手さんの呪いか?まことにもってさすがであります。
いやー、楽しかった。

そういえばなんと渋谷系コギャルが客席に2人いた。
「なんと不釣合いなんだろう」と思うが、「こういう種族の方々もブルースを聴きに来ているとはなんて素晴らしいことなのだろうか」と思いなおす。
しかし、「なぜコギャルがここにいるのか?」と、思い巡らしてみる。
そういえば、吾妻光良&スィンギン・バッパーズは渋谷の大きなライブホールで渋谷系っぽい若手ロックバンド等とブルース100周年イベントを行っていたことがあったのできっかけはそれかもしれないなあと思ってみる。

次はローリー・ベル・バンド。シカゴの風を届けてくれた。
お父さんであるハーピストのキャリー・ベルはシカゴで見たことがあったが、ローリーは初めてだった。
うーむ、このバンドはなんとなく太陽の日差しが似合わない。夜中のブルースクラブで見たいかも。でも、亡き父親からこうしてブルースが受け継がれているのであった。
ローリー・ベル・バンドのベーシストは2メートル近くありそうなドレッドヘアーの黒人。
この方、先日の渋谷デュオ・ミュージックエクスチェンジでのライブ打ち上げでベースを弾いたのを見たが、その時の腕前は只者ではなかった。
渋谷でもそうだったが、野音でも客席を徘徊しながらデジカメで写真を撮っていた。
出演で来たのだが、しっかり観光客気分も味わっておられるようだった。
それを見つけた先ほどのコギャルちゃんは「一緒に写真撮ってくださーい」とピースサインでケータイでパチリ。微笑ましい光景であった。

そして最後はココ・テイラー&ブルースマシーンの登場だ。
やはりバンドだけで演奏がスタートする。
ローリー・ベルと同じシカゴのバンドなのだが、そのサウンドはぐっとお洒落だ。
しばらくするとリズムにあわせてオレンジ色の衣装をまとうココが一歩ずつゆっくりと歩きながら登場。
客席が総立ちになった。
日が暮れて照明が美しい。
しかし、転がしの目潰しライトがココから「まぶしいので消してほしい」との合図が。
照明のポジションは客席の一番後ろだ。
ものすごい距離なのでトランシーバーで連絡するかと思いきや、どうやら人力で伝わったようだ。
こうしたことまでが楽しい。
ココは6曲歌い、アンコールはセッションだ。
出演者のフロントが次々にソロを展開する。
カメリア・マキさんの音が一番きれいに聴こえてきた。

ふと横を見ると私の髪の毛を切ってもらっている銀座のカリスマ美容師がへべれけ状態になっていた。
なんでも「焼き海苔、いかがですか」と隣の客席の女の方に勧めたら「いいえ、けっこうです」ときっぱり断られたそうだ。
おそらくブルースカーニバルに焼き海苔は似合わなかったのだ。
来年、焼き海苔をくばるおじさんがいたらそれは間違いなく彼だ。
もし出合ったら焼き海苔をもらってあげて欲しい。
私も食してみたがとても美味しかったからだ。

しかし、ブルースカーニバルは素晴らしい。
バンドに関わらず、みんな楽しんでいる。
こうしたことは通常日本のロック系ライブハウスではあまり見られない。
「アーユーレディーフォーザブルース?」
このひとことでどのバンドも客席と一体になってしまう。
やる側も聴く側も単純にブルースを楽しんでいるのだ。
いやいやなんとかこの素晴らしい空気を日本中のライブシーンに伝えてみたいものである。

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かっこいいバンド名の付け方。

2007年7月27日(金)

バンドを組むと、何か、かっこいいバンド名を付けたいと思うもの。
でも一生懸命に考えたのにしばらくしてから「同じバンド名のバンドがあるぞ」と気がつき、「んー、しょうがない。バンド名変えようか?」なんてことはありがち。
最近はインターネットで検索すれば同じ名前をつけているバンドがいるかどうかチェックができるので、昔ほどバンド名がだぶるということはなくなったかもしれません。
あらかじめバンドリーダーが○○バンドというのを結成するのでメンバーを募集するというパターンであればすでに決まっているので良いのですが、そうではなく「俺たちバンド組まない?」というスタートであったならば「じゃあ、バンド名どうする?」という問題は持ち上がるべくして持ち上がるのです。

他ならぬ私が現在、この問題にぶち当たっております。
しかもライブは目前、なんと8月3日に当店の2号店、ルースター・ノースサイドでやるのです。
メンバーはブラジル音楽界でその名をとどろかす長澤紀仁氏とマツモ二カ氏であります。
無論、絶対にその日までに決定しなければならないということではありません。
しかし、メンバー3人で「これがいいんじゃない?」と意見がまとまれば良いのですが、果たしてそう簡単にうまくいくかどうかちょっと心配なところなのです。

ところで、かっこいいバンド名というくくりにしてみると私の場合、今後ライブ予定のあるバンドの名前は恐ろしくそれとはかけ離れたものであると気がつきます。
8月9日にルースター本店である「お多摩川ブラザース」、12日に同じく、「DOUBLE-VOICE」、19日、ノースサイドの「足柄ブラザース」、そして9月18日、本店での「ぶちかま志郎&左足ブラザース」。
DOUBLE-VOICEはともかくとして他のバンド名はいったいどうしたことか!
かっこ悪いことこの上ないではありませんか!
ちなみに上記のバンド名で私が名前を付けたものはふたつです。
ただし、この変な名前のおかげで同じ名前のバンドは何年もまったく見当たりません。
実は私の場合、「かっこいい名前の方がかっこ悪いのではないか」くらいのイメージが少しあったりしないでもないので自分ではこんな名前はいやだなんてことはこれっぽっちも思っていないのです。
たとえは悪いかもしれませんが、白鳥玲子という名前の女性がいたとします。
名前だけ聞くと、「どんなに美しい方なのだろう」と思ってしまいますよね。
でもおすもうさんもびっくりな体系で「どうも。しらとりれいこっす。よろしくっす」なんて言われたら、「おいおい、どこが白鳥玲子なんだよー」と椅子から転げ落ちないとも限りませんよね。
そういう意味で自分的にはバンドの名前というのは「かっこよすぎてもどうか?」と思ってしまうわけです。

そういえば、かつてGSブームがあったころ、バンド名はまるで野球チームのような感じでした。
タイガース、スパイダース、ジャガーズ、シャープホークス等々…。
動物系の名前が多いのできっとこの頃は偶然同じ名前のバンドが多かったのではないかと思われます。
もしかすると売れたもの勝ちみたいなところもあったのではないでしょうか?
何しろかっこいい名前の単語は絶対にだぶるのではないかと思います。
ちょっと懐かしい話ですが、ラウドネスとか世界的に見ると他の国にもいたりしましたし、昔、友人が3人バンドをやっていてその名もSUNという名前を付けていましたが「また同じ名前のバンドがいてさ」って何度も聞きました。
最近の若者などは(うう、こういう書き方はやばい)昔あったバンド名などを知らないケースが多いので平気で同じ名前を付けていたりして「きっと本家を知らないのだろうなあ」と思わされたりします。
さて、私なりの結論です。
バンド名は単語は避ける。かっこいい名前は他につけているバンドが絶対いる。
これです。
さあ、今、直面している新バンドの名前をどうするか?
変な名前を提案したら他のメンバーにはやはり断られるのか?
ちょっと楽しみなのであります。

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心意気は必要か?

2007年7月28日(土)

先日、ある方からこんな話を聞きました。
新しくジャズのライブをするお店をオープンしたところがあったそう。
そこのママさんはよく知らないで若手のジャズミュージシャンを自分のお店に呼んだのですが、これが演奏はうまいのだけれどもなにか違うと感じたのだそうです。
なんでも「呼ばれたから演奏しに来た」という雰囲気がその若手ジャズミュージシャンたちにバリバリにあったらしいのです。
そこのママさんはその若いミュージシャンとなんとなくうまが合わず「もう若手は呼ばないわ」と決めたのだそうです。

このお話はとてつもなく難しい問題で、双方に言い分があり、どちらもある意味では正しいことになると思われます。
ちなみにこれのどこに問題があるのかと言いますと、若手としては本当に「呼ばれたので来た」のです。
お店としては「お客さんも呼んでくれないし、来てる人も楽しんでないし。ぷんぷん!」という状態であったらしいのです。
でもこれは若手だからとひとくくりには出来ない問題。
そのお店の詳しい状況はわかりませんが、ライブハウスというのはただミュージシャンを呼べばいいというものではありません。
商売根性ではジャズはできないのです。
そこには心意気がなければならないと私は思っています。
「自分のお店をどのようにしていきたいのか」。
この気持ちがミュージシャンに伝わっていなければ前述のようなライブを繰り返し、最終的には「ジャズライブなんて面白くないわ」と辞めてしまうのではないかと思うのです。
ジャズのライブをやりたいからジャズミュージシャンを呼べばいいという発想ではなーんにも生まれないのです。

ジャズ系のお店をやるというのは大金持ちでなければなかなか維持することはできません。
なにしろ毎日が赤字でもおかしくない世界なのですから。
では世のジャズ系のお店のオーナーはみんな大金持ちなのでしょうか?
いえいえ、みーんな超ギリギリでやっているのです。
それはなぜか?
心意気があるからです。
本当にジャズが大好きでしょうがないのです。ライブハウスで儲けるならロックでもやってノルマを取ればいいでしょう。
でもそんなことをしたいなんてこれぽっちも思わないのです。
逆にジャズのお店では多かれ少なかれギャラをミュージシャンに渡しています。
つまり誰に自分のお店で演奏してもらいたいのか。
そしてそのミュージシャンは自分のお店にずっと出たいと思ってくれているか。
このふたつが合わさってはじめて本当の意味でのライブが成り立つのです。
これが本来のライブハウスのありかたであり心意気なのです。
よく知りもしないミュージシャンを呼んでおいて文句を言うなんて本末転倒なのです。

もちろん利益も大切ですが、利益を最優先したいならさっさとジャズなんかやめるべき。
ジャズ系ではうまくしても現状維持がやっとです。
そんなことは30年も40年もジャズクラブをやっている先輩のお店が証明していることなのであります。
しかーし、私的には現状維持が目標ではまったくありません。
でっかい夢に向ってがんばるのです。
心意気だけでは現状維持がやっとですが、もっともっとがんばって挑戦していこうと思うのであります。

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1970年代 歌謡曲の凄さ。

2007年7月29日(日)

昨日はジャズをやるライブハウスの心意気について書いてしまいましたが、何も私は昔からジャズばかりが好きであったわけではありません。
昭和37年生まれの私としましては青春時代に一番耳にしていたのはジャズではなく1970 年代の歌謡曲でありました。
私の中学高校時代はまさに歌謡曲の黄金時代。
何しろ山口百恵やキャンディーズ、沢田研二、西城秀樹、郷ひろみ…。
ものすごい数の歌手やグループがいたにも関わらず、ヒット曲は今でも誰もが歌詞を見なくとも歌えてしまったりします。
こんなことは今のヒットチャートではなかなかないのではないでしょうか?

当店、ルースターでは初めてのお客さんも楽しめる内容とミュージシャンに出演していただくようにしております。
結果、約60組の出演者は何年間も変わらないままということになっています。
その多くはジャズ系、ブルース系、ラテン系となっているのですが、実は3ヶ月に一度、「70年代歌謡曲の夕べ」というライブを行っています。
このライブの凄さはフロントに超エンターテイナーを迎えているということもありますが、実は一番凄いのは客席。
お客さんが一緒に歌ってしまうのです。
そうなんです。そこが前述したように70年代歌謡曲のパワー。
お客さんが全員幸せそうに歌っている。
こんな素敵なライブはそうはありませんよね。
ある意味ではゴスペルなんかはそうかもしれませんが、なんと言ってもここは日本。
音楽に詳しくないおばさまも一緒に楽しそうに歌っているのです。

ジャズとかをやっているお店はどこか敷居が高いと思われていることがあります。
「お客さんジャズ知ってるの?」みたいな空気を出すお店も中にはあるでしょう。
でもそんな空気なんか大きらいであります。
通の方だけに向けた音楽になってしまうではありませんか。
逆に「ジャズって楽しいでしょ?」
そういうライブをしていかねば。
ルースターはそういうお店であります。
日本でももっと生演奏を聴く事が日常的になってもらいたいのであります。
ファンだから武道館に行く、それももちろん楽しいし、私もよく行きます。
でも見知らぬお客さんが楽しく過ごせるライブをルースターはどんどんやっていきたいのです。
ジャズも70年代の歌謡曲もどちらも素敵なのであります。

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