Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

今日はエフエム。

2019年9月1日(日)

吉祥寺のコミュニティFM「むさしのFM」に毎月第一日曜日、荻窪ルースターの出演者がゲスト出演する番組があります。

「吉祥寺サンデーカフェ」内の「ミュージックウェーブ」というコーナーです。

本日、9月1日(日)、13時30分から30分。

本日のゲストは?

沢田研二トリビュートでおなじみの藤原MAX正紀さん。

ちなみに当店では9月10日にライブがあります!

FMを生で聴いてルースター本店へ駆けつけましょう。

パソコンやスマホなどで聴くことができますよ。

■むさしのFM
http://www.musashino-fm.co.jp
■サイマルラジオ。ここで無料で聴けます。
http://www.jcbasimul.com
■スマホ対応 TUNEIN RADIOでも聴けます。
https://tunein.com/radio/Japan-r101255/

今月はモリタシステム。

2019年9月1日(日)

今日から9月ですね。

9月は「モリタシステム」。

モリタさんは二杯目無料になります。

ぜひお越しくださいね。

名付け親。

2019年9月4日(水)

12年ほど前のことです。

ギタリスト、竹中俊二さん率いるインストバンドが結成されました。

ある日、竹中さんがこう言いました。


「ロマーリオさん、バンド名を付けてくれませんか?」


ロマーリオさんというのは私のこと。

実は私はこの頃までライブの前説ではこう言っていたのです。


「私、全国に2店舗あります、ルースターグループの総支配人、アントニオ・ロマーリオです。気軽に佐藤さんと呼んでください」。


mixiネームもロマーリオでやっていました。


なので竹中さんは今だに私のことをロマーリオさんと呼んでくれております。


上記の「」では「気軽に佐藤さんと呼んでくれ」と付け加えているにも関わらず、現在もロマーリオさんだったり、セバスチャンと呼ばれております(笑)。


そんなアホアホなニックネームを自らつけている私にバンド名を付けろとはどういうことだ?


バンド名といえば自分の子供の名前のようなもの。


それを私に任すというのか!!


これは一大事だ!


私は竹中さんの問い掛けにこう応えました。


「お任せください!」


私は三日三晩寝ずに考え、「PERIGUNS」を思いつきました。


一瞬、変な名前だけれども、「マツモトキヨシ」が店名になる世の中、何も問題はない!


竹中さんに反対もされず、スナメリ、いや、すんなり決定したのでありました!


そんなPERIGUNSが結成12年にして初のCDを出しました。


12年の積み重ねの集大成かと思いきや、これが新曲ラッシュ!


いやいや、なんということでしょう!

前向きですねー。


昨今は音楽はいろんなところで手に入る世の中ですが、このPERIGUNSのアルバム、「FLYING PERIGUNS」もご多聞にもれず。


ぜひお試しくださいませ。

あ、そういえば!

今月19日に当店に出演する「BiG TriCks」、これも私が名付け親でありました!

うーむ、かっこいい。

自分のやっているバンドは「鶏さまKINGS」だったり「ぶちかま志郎&左足ブラザース」だったりと、超「ダサい治」なのに、人のバンド名はかっこいいのを考えるとは!

これでいいのか?

いや、もう手遅れか…。

現役は何歳まで。

2019年9月6日(金)

先日、あるコンビニのレジでマダムが店員さんにこう言っていました。

「そこのコロッケくださる?」

店員さんが「おいくつですか?」と尋ねると…。

「え? 私? 71になりました」。

「!!!!!!!」

ここからが素晴らしい。

「えー、そうなんですね。もっとお若いかと思っていました」。

「まあ、お上手ね」。

「コロッケは何個ご入用ですか?」

「そうね。3ついただけるかしら」。

そのマダムは私が見てもとても71とは思えない若さでした。

若いと言えば、沢田研二も71歳。

うーむ、71って結構いってる感じがしてたけど、もはやそうでもないのかな。

私は71歳まであと14年か。

よーし、頑張るぞ!

9月10日、沢田研二トリビュートです。

私はベースを担当。

めちゃ盛り上がりますので、ぜひご予約をお待ちしております。

■9/10(火) 荻窪ルースター本店

沢田研二トリビュート
OPEN 19:00 START 20:00 CHARGE:3000円
藤原MAX正紀(vo) with 鶏さまKINGS:長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf) 岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm.cho) ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)
シングルヒット満載!みんな大好き、ジュリーのナンバーをどどーんとお届けします。

本日のライブは中止になりました。

2019年9月8日(日)

今夜9月8日、オールマン・ブラザーズ・バンド・トリビュートを予定しておりましたが、台風の接近に伴い、中止とさせていただきます。

また、来月13日にオールマントリビュートがございます。

荻窪5丁目にビアバー誕生す。

2019年9月14日(土)

つい先日のこと。

当店のドアを開けてどなたかがやってきました。

ウエイトレスが迎えたのですが、なんだかお客さんではない様子…。

どうやら私に会いに来られたっぽいぞ。

「むむ? 誰だろう…」。

いわゆるスーツの営業マンではない。

そこに立っているのはカジュアルな服装に身を包む、にこやかな男性だ。

消火器でも売りにきたのだろうか…。

「はい。いらっしゃいませ」と私。

「あ、ご挨拶が遅れまして、実は私、すぐそこでビアバーをオープンしたのでご挨拶に伺いました」。

「あらま、そうなんですね」。

場所は荻窪駅西口から当店を通り越すと左に下り坂があるのですが、そこを下ったところ。

本当にすぐそこだ。

当店、ライブ中につき、会話することもままならぬ。

そこで「後で伺いますね」とお伝えしました。

その晩。

「まだやってるかな。よし、ちょこっと行ってみよう」と初訪問。

店の名前は、Beer Bar Asyle(ビアバー アジール)。

こじんまりとはしてるけれど、雰囲気は素晴らしいぞ。

大画面テレビで野球が映し出されている。

けれど、それよりも私が目についたのはポスターだ。

ジギースターダスト、THE WHO、コルトレーン、ストーンズ等々…。

こりゃ、音楽好きなマスターだな。

ちょうどお客さんが帰られるところだったので、タイミングを見計らってお話を伺いました。

マスターは40代半ばで飲食業界に長く勤めておられたお方。

自分でお店をやろうと決断し、偶然、荻窪に空き店舗を見つけたのだそう。

荻窪に住んでいるわけではないそうですが、当店にも以前、ライブを聴きに来られていたそう。

ありがたいことです。

さてさて、当然ながら、このアジールさんの魅力はビアバーゆえ、なんと言ってもビール。

どれどれ?

「ウヒィー〜!」

滅多に出会えない、TECATE(メキシコ産)があるではあーりませんか!!

コロナはなく、TECATEかあ。

TECATEは、あのマニー・パッキャオとフロイド・メイウェザーの試合をはじめとするボクシングの試合のスポンサーとしても有名。

リングアナウンサーのマイケル・バッファーさんやジミー・レノンジュニアさんが試合前に毎度紹介しているのでもうずーーーっと前からボクシングファンにはおなじみなのだ。

でも日本での知名度は残念ながらイマイチ。

ムムム、ちょっと待てよ!

全然ビール通ではない私が驚くビールがあると言うことは?

「うおー、そうか!」

このお店にあるビールは珍しいものがいっぱいあると言うことかも知れない。

ちなみにアジールさんのメインのビールは「ガージェリー」。

しかもフルラインナップだそう。

ガージェリーは酒屋では売っていない国産ビールで、選ばれしバーなどでしか飲めないのだとか。

「うーむ、こだわりの本格派だ」。

まあ、私はTECATEで十分ありがたいけれど。

マスターは第一印象通りの気さくな方でした。

荻窪では当店側のエリアにはこういうバーがないのでビール好きには喜ばしいかも。

それに長年の飲食店勤めの経験からブラックボードのフードメニューにもこだわりが感じられる。

いやいや、素晴らしいバーができたものだ。

しかーーーーーーーし!

ここ場所がよくないのだ。

絶対、誰も通る用事がない道なのだ。

せっかくいいお店ができたというのに、この場所では明らかに不利だ。

聞けば、「このビルって、5年前にできたらしいんですけど、私の店ですでに3軒目なんだそうです」。

ちょっと不安そうにマスターは語りました。

そうかあ、流石にこの場所だしなあ…。

でもきっと大丈夫!

これまた当店のすぐそばの隠れ家定食屋さん「テンポラネオ食堂」さんもそうだった。

「こんな人の家の門を入った奥にある場所で定食屋なんて大丈夫かな…」。

と思っていたらよく「本日は売れ切れました」って表示が出ちゃってますもの。

正直者は報われるべきなのだ。

だからぜひ頑張って欲しいのであります!

って書いてからふと思う。

「当店こそ不安だーーーーーー!」

おかげさまで22周年。

2019年9月17日(火)

なんだこれ!

スーパーで山済みになっているカップヌードルのデザインがいつもと違うぞ!

「およよ!」

HAPPY BIRTHDAY 9.18って書いてある!

よく見るとカップヌードルは48周年なんだ。

実はですねー。

当店ルースターは9月18日に22周年なのでありますーーーー!

そうか、カップヌードルと誕生日が一緒だったのか!

そういえば以前、テレビでやっていたけっけ。

チキンラーメンが伸び悩み、会社の存続が危ぶまれた。

そこで社運をかけて画期的新商品を開発することにした。

それで誕生したのがカップヌードル。

ところが!

最初は全く売れなかった。

「インスタントラーメンは袋麺の方が安いのにわざわざ3倍も高いカップ麺なんて誰も買わないよ」。

そういう評判だった。

しかし「必ずニーズはあるはずだ」と社長は社員を焚きつける。

今のようにコンビニもないので、夜中の仕事をしているタクシー会社に売り込みに行ったり、自動販売機にしてみたりと奔走。

多少は売れたものの大きくなった会社の存続の手助けになるまでには全く至っていない。

もはやこれまでか!

そう思う社員が多くなる中、カップヌードルが日本中にニュースとして知られる。

1971年、銀座の歩行者天国で販売を行い、4時間で2万食を販売。

「歩きながら食べている!」

この衝撃映像がテレビニュースになった。

そして翌年の1972年、あさま山荘事件が起きた。

凍るような寒さの中、機動隊員がカップヌードルを食べる場面が生中継されたのだ。

おっと、またもや長くなってしまいました。

今や当たり前となったカップ麺ですが、知られなければ誰も買わなかったのですね。

そういえば、25年ほど前でしたか、私はこのカップヌードルの会社がやっていたライブハウスの宣伝を担当しておりました。

雑誌「ぴあ」でカラーのスケジュール広告などは見覚えのある方もいるかも。

そして22年前の9月18日、荻窪に小さなライブハウスができました。

本当に誰にも知られていないオープンでした。

それからというものずっと失敗、反省の連続です。

ところが、最近は地方などに行っても当店のことをご存知の方にお会いする機会が増えました!

これには本当に驚かされます。

皆様のおかげですね。

カップヌードル は48周年。

当店は22周年。

その差は26年。

当店ルースターが48周年の時、私は83歳か。

なんとかやれたらいいな。

ああ、でも店の知名度、もっと上がらないかなあ。

立てこもり事件以外で。