ブルースギターの狼、来日す。
2010年6月1日(火)
ニューマスターオブテレキャスターと呼ばれるブルースの狼が来日します!
どこでやるの?
そりゃー、もちろん荻窪ルースター本店であります!
今月6月の20日日曜日です。
しかもお値段たったの2500円!
いいんでしょーか?
その人の名はWOLF MAIL。
以下はプロフィールです。
1967年カナダはモントリオール生まれの43歳。
エルモア・ジェイムス、フレディ・キング、マーク・ノップラーなどに影響を受け、14歳での初ステージから2000人の前で行う。
17歳でLAに移り、テッド・ニュージェントの1984年ワールド・ツアーに参加。
19歳の時、オジー・オズボーンのドラマー、ランディ・カスティーヨとプレイしオジーのバンドに誘われる。
20歳から本格的にソロでアメリカ・ツアー開始。
31歳で初のワールド・ツアー(アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなど)を行い毎年200本のライブを現在までコンスタントにこなしている。
その間にロベン・フォード、ケニー・ニール、ファビュラス・サンダーバード、ティナ・ターナーなどのオープニング・アクトも勤め、確実に世界中にファンを増やしている。。2003年にはアメリカのタワー・レコードのブルース部門の年間ベスト・セラー・アルバムに選ばれる。
現在は、オーストラリアに在住。
ブルースシーンにヒーローが求められて久しいけれど、このギター狼はやばいぞ。
ハーモニカセッション。
2010年6月4日(金)
毎週1度、荻窪ルースター本店から放送しているネットラジオ「荻窪ルースターポッドキャスト」についにトークだけでなくセッションが流れました。
出演は日本のブルースハーモニカのパイオニア、妹尾隆一郎さんと二十歳になった天才ハーモニカ少年、千賀太郎君。
ふたりのビッグトークに加えて、今回のみハーモニカでブルースセッションをやってもらっています。
まー、かっこいいですから聴いてみてくださいね。
荻窪タウン紙の100号。
2010年6月5日(土)
荻窪には「荻窪'net」というタウン紙があります。
このタウン紙が今月めでたく第100号を発行いたしました。
年に10回(1月と8月以外毎月)の発行されており、創刊号は2000年10月。
私はこのタウン紙に「荻窪人間模様」というコラムを書いているのですが、実はこのコラムも第100回目を迎えていたのです。
つまり、約10年間もの間、私は荻窪のタウン誌のコラムを担当していたわけです。
あ、創刊以来の連載はおそらく私ひとりだけかも。
このおかげで私はちょっこし荻窪では有名人。
街を歩けば「読んでますよー」と声を掛けられてしまうのです。
でもコラムを書くことなんてタウン紙を続けることに比べたらぜんぜん大したことはありません。
そうです。
むしろ、タウン紙の100回ということのほうがよっぽどすごい!
当店ルースターはどうだろうか?
今年で13年ですなあ…。
ライブハウスとしてはまだまだひよっこですが、いつしか花を咲かせたいものです。
お、そうだ。今日の出演バンドも12年は出演し続けているのでした。
継続は力なりと言うけれども、このままだったら年取っちゃうのはやだなあ。
そろそろなんとかしなきゃだ。
川崎すごし!
2010年6月10日(木)
初めて3D映画を体験してきました。
見たのは「アリス」。
場所は川崎のアイマックスシアターです。
昔、ディズニーランドで3D体験をしたときには目の前にいろいろ飛び出してきたという記憶があったので、「アリスはどんだけ飛び出してくるのかな」と思ってわくわくしておりましたが、残念ながら「うわー、あぶない、よけろー!」みたいなことにはなりませんでしたなあ…。
でも映画自体が面白いのでこれ2Dで見たとしても十分楽しいかと思いました。
しかし、3Dよりもむしろこのアイマックスの音響のすごさにはさすがの私も恐れ入りましたぞ。
でもって恐れ入ったのはそれだけではありません。
川崎駅周辺はものすごいことになってるんですねー。
人生初の川崎体験だった気がしますが、それまで私の勝手なイメージでは川崎はもうちょっと工業チックなイメージだったので。
でもそれって相当昔の話なのかもしれません。
アイマックスの入っているビルはなんだか郊外のアウトレットをすごくしたような感じとでも言いますか、「こりゃ見て回るのは一日じゃ足りないなあ」というほどの規模。
お店の数は数えきれません。
写真はそのビルの中の'50Sアメリカンチックなダイナーで撮ったものです。
食後、私はあまりにも大きいそのビルのスケールに「うっへー、こりゃ荻窪は負けるなぁ…」と歩いていたら本屋さん発見!
「これまたでかいなあ。私の本も置いてあるだろうか、どれどれ?」と覗いてみたらありましたありました!
「あったのは嬉しいけど、ちょいと目立たないなあ…」と悩むことしばし。
「よし、1冊だけ面出ししちゃおう」と、こっそり目立つように置いてきてしまった私なのでしたー。
今月のブルースピックアップ。
2010年6月10日(木)
今月、荻窪ルースターのブルースライブはかなりやばい!
これほどブルースに力を注ぎ、なおかつ最強のブッキングをしているライブハウスが日本に何軒あるだろうか?
なーんちゃって。
そんなに大そうなことではありませんが、今月もブルースはやばいっす。
ちょっこし、今月のブルースライブをピックアップしてみますね。
■12(土) ウクレレ演芸ジャズ
CHARGE:2500円
リトルジャイブボーイズ:
藤井康一(vo.ts.ukulele.from ウシャコダ) 照本史(pf) 恵福浩司(b.from ウシャコダ) ゲスト:Moccoly(アフリカンダンス)
やっぱりライブはエンターテイメント!すべてを忘れさせてくれるほど心底楽しいライブです。おそらくあなたはライブ後に「あー、楽しかったー」と言ってしまうでしょう。
■15(火) BLUES NIGHT
CHARGE:2500円
SUN ALLEY:
小安田憲司(vo.g) 須川光(pf.org) 江口弘史(b) 山崎よしき(d)
正統派ブルースマンのしゃいなあいつ!小安田憲司のスクィーズギターは聴く者の心をわしづかみにし、胸に突き刺すのはこれぞ男の中の男の歌。まさに本物を感じさせてくれるブルースバンドであります。
■17(木) BLUES NIGHT
CHARGE:3000円
妹尾隆一郎(vo.hrm) 森園勝敏(vo.g) 内海利勝(vo.g) 小出斉(vo.g) 田村博(pf) 大西真(b) 松本照夫(d)
日本のブルースハープのパイオニア、妹尾隆一郎のブルースを存分にお楽しみください。メンバーもすごい顔合わせです。こりゃもう来ないとですねー。この日は妹尾さんの誕生日でもあるそうですよ。
■19(土) BLUES NIGHT
CHARGE:2500円
Blues Time:石川二三夫(vo.hrm) 小出斉(vo.g) 藤井康一(vo.ts) 恵福浩司(b) 平林義晴(d)
ブルースのベテランが集結して演奏するのはこってこてなブルースナンバーばかり。ブルースを聴いてみた人、全員集合よ。
■20(日) BLUES FROM オーストラリア
CHARGE:2500円
WOLF MAIL JAPAN TOUR 2010
WOLF MAIL(vo.g) 高橋つね(b) C-C-maru(d)
カナダ生まれのオーストラリア在住ブルースマン。年間200本ものツアーをこなす狼がやってくるぞ。そのボーカルとテレキャスサウンドはワイルドかつメロディアス。日本人好みのロック色あふれるサウンドは一発で大好きになるはず。ゆったりとお酒でも飲みながら目の前で2時間たっぷり浸りましょう。お席はご予約が可能です。ぜひお気軽にどうぞ。
■24(木) BLUES NIGHT
CHARGE:2500円
BACA-BACCA:内海利勝(vo.g.ex キャロル) 長洲辰三(vo.g) 新井武士(vo.b.ex ダウンタウンブギウギバンド) 寺本修(d.from キングトーンズ)
バカばっかというバンド名もすごいですが、どうですかこのメンバー。時の流れは当時では想像できなかったことを可能にするんですねー。しかし、そのサウンドはマジでかっこいいことこの上なしです。ぜひご堪能くださいませ。
観光でも行ってみたい。
2010年6月12日(土)
アメリカはカリフォルニア州にあるサンフランシスコ湾の南にある都市、それがサンノゼであります。
実はこのサンノゼですごいお祭りがあります。
サンノゼジャズフェスティバルがそれ。
今年も8月半ばに開催されるのですが、その出演者はジャズに留まりません。
なんとPファンクの王者、ジョージ・クリントン、メイシオ・パーカー、ロベン・フォード等々ビッグネームが名を連ねます。
そんなすごいジャズフェスに「今年も行くんだよねー」というお方がいます。
当店荻窪ルースターで月一の演奏、そして2号店で毎週水曜日にジャズセッションのリーダーを務めるジャズギターの宮之上貴昭(みやのうえよしあき)さんであります。
はるかサンノゼまで観光旅行とは豪華なのもです。
って、そーじゃないのです!
我が国の代表としてバンドメンバーを従えて演奏しに行くのでございます。
現地ではもちろん宮之上さんは超有名人。
何?
宮之上さんをご存じない?
私など、この前も千葉県の喫茶店に行った時、「どちらから来られたんですか?」と聞かれ、「荻窪です」と答えると「あ、荻窪と言えば宮之上さんがライブをしていますよね。ご存じですか?」と他ならぬ私にこんな会話をしてくるほどの有名人。
こういうことが一度や2度ではありません。
日本全国で宮之上さんの話題が登らない日はないのであります。
今月はルースター本店で6月22日にライブしますよ。
サンノゼは遠いけど、荻窪ならどーでしょう?
本人はジャズギタリストではなく自称ギャグギタリストを名乗ってますけど…。
ぜひ日本代表のプレイをどうぞー!
あああーあああーあああーあああー。
2010年6月14日(月)
沢田研二のヒット曲は何?
と聞かれたらあなたは何曲思い浮かべることができるでしょうか?
これほど説明のいらない歌手は少ないわけですが、沢田研二の曲だけをカバーするライブというのはそうそう行われてはいないかも。
ブルースだジャズだソウルだブラジルだラテンだというジャンルの音楽ばかり行っている当店ですが、実は6月30日(水)に荻窪ルースター本店でやっちゃいます。
以下は詳細です。
本園太郎 Monthly 七変化 act.4 「沢田研二」
19:00 OPEN 20:00 START CHARGE:2500円
出演:本園太郎(vo.g) 関淳二郎(vo.g) 野崎洋一(key) 山田章典(b) 関慶和(d)
幼少時期より洋楽邦楽にのめり込み、気が付けばあらゆる音楽をばっちり再現する能力が人一倍に。第1回目の「ビリー・ジョエル」、第2回目の「チューリップ」を完璧なまでに演奏し、感動の渦に巻き込んだ本園太郎。3回目のクイーンに続いて、4回目はなんと「沢田研ニ」!ファンならずとも必見の完全入魂ライブ。感動しに来てください。
どうぞよろしくお願いいたします。
面接官は吾妻さん?
2010年6月24日(木)
ネットラジオ、荻窪ルースターポッドキャストも第17回目。
今回のゲストはブルースマン、小安田憲司さんであります。
小安田さんは日本のブルースシーンにおいて、吾妻光良さんや永井ホトケ隆さんほか、様々な方々と活動をしてこられたギタリスト兼ボーカリスト。
先日当店で行われたSUN ALLEYのライブ後、残っておられたお客さんを前にしての公開収録となりました。
年功序列を重んじるブルースの縦社会の話題をはじめ、W大学時代、音楽サークルに入るには面接があり、その面接官は吾妻光良氏であったなどスペシャル秘話満載。
ぜひ聴いてみてくださいね。