Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

ハシモトシステムです。

2016年9月2日(金)

荻窪ルースター本店は9月、「ハシモトシステム」を実施します。

9月に限りまして「ハシモト」さんは2杯目が無料になります。
ぜひお越し下さいませ。

合言葉も変わりましたのでご注意くださいまし。

何それ?な方は以下をどうぞ。

■絶対便利・絶対お得!ルースターメルマガ会員になろう!
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ご登録は、荻窪ルースター情報のページで行えます。
http://www.mag2.com/m/0001675018.html
こちらのページでアドレスを入れていただければオーケーです。

音楽がつなぐもの。

2016年9月3日(土)

一昨日の深夜、フラッと黒人の男性がやってきてくれました。

お一人の様子なので話しかけてみることに。

「今夜はもうライブはないのですか?」と彼。

「もう、終わってまして、今はバータイムなんです」と私。

「せっかくだから飲んでいきますか?」

「オーケー」。

こんな会話から始まったのですが!

なんと「私はブルースが好きで来てみました」と言うではありませんか!

うひゃひゃ。

「まじすか、ちょいとここ座っていいですか?」

その夜は歌謡曲のライブでしたのでBGMはバリバリの歌謡曲。

「ちょっと待っててくださいね」。

急にBGMをブルースに変更(笑)。

なんでも彼はオースチン生まれ。
その後すぐシカゴに引っ越し、今は仕事で1年前から京都府に住んでいる。
友人が日本に来るので明日、成田まで車で迎えに行くのだそう。

で、東京に宿を取って一泊するんだけど、ブルースクラブを検索してルースターにたどり着いたのだとか。

いやいやありがたいことです。

しかしあれですね。
音楽はいいですね。
音楽があるおかげでこうして出会いがあるわけですから。

あと、あれです。
英会話の練習にもなるんで。
しかも無料の実践。

ありがたいっす(笑)。

今月の女。

2016年9月4日(日)

このたび、どなたのスマホにもルースターの「R」のアイコンが表示されるようにしてみました。

どうすればいいのかといいますと?

まずはお手持ちのスマホでルースター本店の今月のスケジュールを開いてください。

iPhoneの場合、一番下に真四角に上向きの↑が出ています。

これを上にタップします。

すると「ホーム画面に追加」というのが出てきます。

これをクリックすればいいのであります。

これまでは同じことをしても表示されたページが縮小された状態が表示されていましたが、「R」マークが表示できるようになったのであります!

ちなみに「今月のスケジュール」ページだけが「R」マークのアイコンが出ます。

来月になってもそのままで大丈夫です。

ですがひとつだけ困ったことがあるのです。


アイコンの下に出ている文字です。


なんと「今月のスケ」。


「ちょっとアナタ、この今月の女(すけ)って何?」


とか奥様に言われる可能性がないとは限りません。

十分お気をつけ下さい。

カードゲーム。

2016年9月5日(月)

先日、当店のスタッフたちが、なにやら「懐かしいー」とか盛り上がっておりました。

話題は「カードゲーム」。

どうもトレーディングカードゲームとかなんとかいうものらしい。

なんだろうそれ……。

私は一切会話に入れず。


なにしろゲームと言えば野球盤か人生ゲーム!

そういう発想になっちゃいますので。

ああ、これこそがジェネレーションギャップなのだなあ。

痛感する次第です。

そういう意味では当店は出演者もお客様も年齢層がバリバリ高い。

ああ、なんという安心感でしょう(笑)。


でも高齢者専門店ではありません。

若い方も来ていただいて全然オーケー牧場です。

とか言いつつ、7日は1970年代の歌謡曲を演奏させていただきます。

渋谷で辛いジャークチキンを。

2016年9月10日(土)

渋谷・宇田川カフェ別館にてジャークチキンランチ。

窓から「東急ハンズ」が見えている。

「そういえば、東急ハンズっていつからあったっけかなあ」。

調べてみると1979年。
この年、「109」も誕生していたようだ。

「なはー、当時、私は17才か」。

当時、渋谷や原宿はなんかキラキラしていたけれど、今の若者にとっても一緒なのだろうか?

宇田川カフェの壁にはバンドのフライヤーが張ってある。
めちゃ若いメンバーだ。


「ああ、こういうところは今も一緒だなあ」。


そういえば私も若い頃、センター街入り口近くにあったライブハウス「屋根裏」に出てたっけ。
バンドチラシもいっぱい張ってあった。

でも、当時はバンドチラシといえば手書きしたようなものを白黒コピー。
今は、チラシもみんなお洒落だな。

チラシもパソコンで作れるようになったしね。

その辺はえらい違いだなあ。

それよりも当時はまったく考えてもみなかった。

50代にとって渋谷はどうなんだろうかって。

考えてみたらちゃんと住み分けできてるみたいだ。

若者たちは若者たちの場所があって大人には大人の場所がしっかりあるし。


渋谷の思い出は山ほどあるけど、これからは自分なりの渋谷を見つけてみようかな。

ジャークチキンが程よく辛い。

今度は静かな喫茶店でも探してみよう。

ガード下で昭和なカレーを。

2016年9月15日(木)

「おやじ! この店で一番高いのをくれ!」


そう私は食券販売機に向かってつぶやくと、「牛丼&カレーの盛り合わせ」650円なりのボタンを押すのでした。
「なにそれ、どこ?」
高円寺のガード下を阿佐ヶ谷方向に歩いて2分?
商店街が終わるところ。
名前は「タブチ」。
赤い看板には「ラーメン&カレー」とありまして、雰囲気はもう昭和しか感じません。
あっちのテーブルでは来るなりひとりでビール瓶を2本オーダーしてるおじさん。
チェーン店では感じることの無い、ある種の哀愁。
ちょっと駅の方に戻った場所では私が小学生の時に叔父がやっていた焼き鳥屋。
もちろん店の名前は違うけど、今も焼き鳥屋さんだ。
お、叔父とは言っても今の自分よりも年下じゃん。
ああ、そうだった。
私は赤ん坊の頃は高円寺に住んでいたんだ。
「54年前か」。
「いつでも夢を」がヒットした年だっけ。
歩みを止めれば夢は夢のままかもしれないなあ。
よし、まだまだやったろーーかな。

おかげさまで19周年。

2016年9月18日(日)

実は本日、荻窪ルースターは19周年を迎えました。
これもひとえに皆様のおかげです。
ありがとうございます。
例年ですと、周年の日は自分のバンドかもしくは昭和歌謡を数人のボーカリストで演奏させていただいておりました。
でも今年は19周年というカタチではやらないことにしてみました。
なんか怖じ気づきまして(笑)。
と言いつつも、たまたまですが、ずっと出演していただいている昭和歌謡をやるバンドのベースとして末席におります。
今日はご予約で満席。
ありがたきことでございます。
20周年に向けてまたがんばります!

関取なら知ってるけど、セトリって何?

2016年9月23日(金)




何の業界でもそうですが、ライブハウスでも専門用語がよく飛び交います。


ちなみに表題のセトリとはなんだかわかりますでしょうか?

はい、セットリスト(曲順票)のこと。

音響や照明さんに渡すものです。

バンドさんが音響や照明の要望とか書き込んだりとかもされます。

ちなみに当店ではセトリを出してくれるミュージシャンはあまりいないのです。

教えなくても別に大丈夫だからです。

なにしろMCで曲説明したり、あるいは曲名言ったりします。

最悪、イントロでもわかるのでさほど問題ありません。

出演者は時間ピッタリに終わりますし、それに、この曲最後だなとかわかります。

あ、照明は演奏中はつけっぱなしですから大丈夫(笑)。

ロックのライブハウスは照明バリバリですけどジャズ系の小箱はそんなすごい照明のところはほぼないかもです。

えーと、話を戻します。

専門用語でしたね。

よく私どもがリハで会話しているのはこんな感じです。



「DI差してもらってそっちでゲイン変えられます?」

「じゃあこっちで20dBなにしときます」。

「1キロあたりをちょい下げてくれますか?」

「ドンシャリのほうがいいかもですね」。


いやー、普通はさっぱりわかんないですよね。


当店、荻窪ルースターではプロミュージシャンやって40年みたいな方々がすごい数。

こうなってくると、人によっては今や、誰も言わないでしょう的な業界用語まで出てきます。

たとえば?

「ぱつらーー」。

これ、ビールをるーびーとか言うあれです。

つまり、ラッパです。

でもさすがに機材関係ではなく、こういう昔の言葉ともなると若いスタッフにとっては「????」となっていることでしょう。


専門用語とは違うかもしれませんが、独自のコミュニケーションも存在します。

私はリハから音響しますので、よくミュージシャンにこう聞かれます。

「音のバランスどうですか?」

私はたまにこう応えることがあります。

「あ、聴いてませんでした」。



すると?

「がはは。じゃ、これで本番よろしくお願いします」ってなります。

聴いてないわけないので(笑)。

何が大きいとか小さいとかがあれば伝えますので、問題ないということなのですね。

紛らわしすぎですみません。


出演者のほとんどが10年以上出演し続けてくれてますので、もう言葉もなしでやりとりも可能姉妹状態。

なので笑いに走りがちになってしまいます。

ただし!

みなさん、お客様にはちゃんとわかる言葉でお話ししてくださいますのでご安心を。

私も手品とかしてますが、専門用語は解説入りです。

「こちらに夜専用のハンカチを用意しました」。

「ん?」

「あ、バンだな!」です。

最後まで読んでいただいて申し訳ありませんでした。

マスターは渋いに限る。

2016年9月25日(日)

たまたま入った喫茶店。

ドアを開けるとマスター、渋い!

「うおー、かっこいい」。

やっぱ、喫茶店のマスターが渋いっていいなあ。

私も30年に一度くらい、渋いって言われるけど、ここのマスターやばい。

うーむ、こういう人憧れるぜ!

そう思いながら店内のどこに座ろうかと迷っていると。


「あ、はい、いらっしゃいませ。あ、どちらでもいいですよ。あ、こちらですね。あ、はい。どうぞ」。

腰低くーーーーーーーーーーーーーーーーー!

でも珈琲うまーーー。

■ジョルジュサンク
東京都国分寺市本町3-4-5

メルマガについて。

2016年9月28日(水)

★重要なお知らせです。★
荻窪ルースターのメールマガジンを発行している会社「メルモ」がメルマガ撤退を発表いたしました。
このため、明日がメルモからのメールマガジンの最後となります。
「えーーー、お会計が10%オフになる合言葉はもうなくなるの?」
大丈夫です!!!
それにともない、別のメルマガ会社「まぐまぐ」への再登録をお願いしたいのです。
これまでと同じく、ルースターではご登録いただいたお客様のお名前やメールアドレスはわからないことになっております。
ご登録は、「まぐまぐ」の荻窪ルースター情報のページで行えます。
http://www.mag2.com/m/0001675018.html
こちらにアドレスを入れてくださいませ。
大変お手数をおかけいたしますがなにとぞよろしくお願いします!

コミュニケーション。

2016年9月29日(木)

普段何気なく使っている言葉でもそれが専門用語なら違う世界の人からしてみれば何をしゃべっているのかわかならいもの。

先日、居酒屋で飲んでいたら、どうやら隣の席の方はIT関係らしい。

隣なので勝手に耳に入って来る。

でも私にはなにがなんだかはさっぱり。

まあ、お隣の方のお話ですから加わったりしないのでいいのです。

ところが!

しばらくすると隣の人が私に話しかけてきました。

「お客さん、もしかしてお寿司屋さんですか?」


「え? どうしてそう思われたんですか?

「だって、サビとかガリとか、ドンシャリとか言ってたじゃないですか」。

「??????!!!!!!」

もしかしたらお隣さんも、ITじゃなかったりして。