Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

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感動は伝え難いなあ。

2016年8月2日(火)

人に伝えたくなる出来事ってありますよね。

もしも猫が綱をくわえてて犬の散歩をしていたら、絶対に写真撮って人に見せたくなりますもの。

伝えたくなる出来事、たとえばそれは見たことないものだったり、あり得ないことだったり、予想以上の感動だったり…。

ライブなんかもそのひとつ。

ところが!

ライブは何枚写真を撮ったとしてもどうにも感動までは伝えにくいのであります。

ああ、これをつたない文章でどう書けばいいのでしょうか。


とてもひとことでは言えないけれど、あえて言うのならば。

「リチャード・ボナのライブを体験できてよかったと心の底から思った」。

であります。

圧倒的なベーステクニックを持ちあわせていながらも、最も感じさせるのはオーディエンス全員を楽しませ続けるエンターテイメント意識。

終始、リズムにのせられつつ、全員が笑顔にさせられている。

伴奏も無い、ささやくような歌声にでさえ自然に身体が動いてしまう。

って、いくら書いたとしてもこれはどうにも伝わらないのだなあ。

で、思ったことがあります。

いつも思うことだけど、お客さんが楽しそうだと私はしあわせになってしまうのです。

それが他店であっても。

ルースターもこういう毎日にしたいとも思います。

それと、こういうミュージシャンがいるんですよーーーってどうしたらもっと多くの人に知ってもらえる、いや、聴きに来てもらえるだろうかって。

何かよい方法はないだろうか。

1年365日考えてもその方法が見つかりません。

とほほ。

そこに映画館があるからさ。

2016年8月7日(日)

「なぜ山に登るのですか?」

「そこに山があるからさ」。

これ、本当だろうか?
裏山登るならまだしも、わざわざ、遠くまで行って登るわけですから、ちょいと質問に対しての答えが見つからなかったからそう言ったのではないかとも思えるのであります。

本当の理由はこれではないでしょうか?

「もちろん、登山が好きだからさ」。

でもって私であります。

気が付いたら目の前に映画館があったのです。

衝動買いならぬ、衝動映画鑑賞をしてしまいました。



普段ならわざわざ映画を観に行くために出掛けるわけですが、出掛けたら映画館があった。

これだけで「映画でも観るか」となったのです。


まさに「そこに映画館があるからさ」と言えます。


しかし!

この映画館はいっぱいスクリーンがあるので映画もいろんなのをやっている。

何を観るか?

衝動買いみたいなものだからここはえいやーーーで決めてしまおう。

選んだのはこれ。

「シン・ゴジラ」であります。

シンとは新・真・神などの意味だそう。

ゴジラも歴史があるけれど、今回のゴジラはどんなものなのか?

予備知識もなく、入場。

いざ本編開始!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおー。

なんだこの豪華キャストは!

そしてゴジラが怖い怖い!

エンディングはあの曲だ!

映画が終わったらなんと拍手が起きている!

衝動買いで映画でも観るかなんて思ってごめんなさい。

まじ凄かったです。

新宿で終電を逃したら?

2016年8月8日(月)

知らなければ私など、経営者だなんてだーれも思わないのでありましょう。

その証拠に、店に飛び込みの営業の方が来られても「俺、バイトなんでわかんないっす。オーナーすか?今日は来ないって言ってました」とか言って逃れるのも可能姉妹。

すると営業の方は「あの茶髪サングラスのおっさん、いい年してバイトなんだあ」とか思って帰って行くわけです(笑)。


でもその実態は?


おそらくどちらの経営者さんも一緒でしょう。
平均12時間は働き、休みの日も事務仕事。
残業代ってなんですか?
そういう人種なんです。
でも好きなことで生きているので苦ではありません。
やらないとどえらいことになりますし(笑)。

あ、でも副業でライブハウスをやってる方っていらっしゃるんですよね。
そういう才覚が私にもあればいいのになあとは思います(とほほ)。

そんないっぱいいっぱいの私の憩いの場、それは喫茶店であります。
喫茶店はまじで安らぎます。
安らいでご予約メールの返信など、さまざまな業務をするのです。
快適であります。

でもって、いろんな喫茶店に行くのが高校生からの趣味の私は、移転し、リニューアルしたある喫茶店へ。
当店で80年代アイドルカバーを歌っている荒井さち重さんにして「あの喫茶店があるから新宿3丁目に住みたい」と言わしめた珈琲貴族であります!

ここがすごいのがあろうことか喫茶店にしてなんと24時間営業なんです!

うへーーー。

8時間営業でも24時間営業でも家賃は一緒なら24時間やったほうがいいに決まってる。
そういう発想かもしれませんが、お客さんにしてみれば理由はなんにせよありがたいのです。

先日も深夜に珈琲が飲みたいと路頭に迷うことがあったのですが、ここを思い出せば良かったのにと悔やまれます。

で行って見ると、広い!
そして「いらっしゃいませー」とスタッフがいうと、奥のほうからも「いらっしゃいませー」。
そして別の角度からも「いらっしゃいませー」。

うひゃ、ここは喫茶店界のやまびこか!
もしくはブックオフかよ!
と思わされます。

ところが違いました。
まるで一流ホテルのボーイさんのように私を席へ案内し、「本日のおすすめは舌平目のムニエルでございます」とでも言わんばかりのメニューの出し方をしてくるのです。


むー、できるな。

うちなんか、おすすめメニューにして「さして美味しくございません」とアナウンスしているというのに…。
まさに大差をつけられた感じだ。

しかし、私は「うむ。くるしゅーない」という感じで気分は宍戸錠。
いや上々であります。

よし、ここはサンドイッチだ。
そう思い、オーダーのぶなが。

これがめっぽううまい。
なはー、ここ使えるかもしれないぞ。

というわけで新宿で終電を逃した時など、新宿3丁目の珈琲貴族エジンバラを思い出してくださいませ。
別にわざわざ終電後に行かなくても24時間やってますけども。

■珈琲貴族エジンバラ
東京都新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル 2F

ブルースライブ同時開催。

2016年8月14日(日)


全国に2店舗展開しておりますルースターグループでは今夜は両店舗でブルース。
しかもフロントはハーピストとなっております。
ノースサイドはあのWARでリー・オスカーの後任で活躍されましたお方が来日!
本店では業界ではおなじみの顔ぶれな方々。
ただ今リハーサルが始まりましたが、うれしいサウンドです。

銀座で一息。

2016年8月14日(日)

NHK朝ドラの雑誌「あなたの暮らし出版」は銀座にあります。

名もなき、出版社が信用を得るには「銀座にある会社」という肩書きが必要だったとか。

「銀座」。

ものすごく昭和の響きがします。

その理由はなんだろうか?

うーむ、流行歌の影響は大きいかもしれません。

それはともかく、銀座にかまえているお店はやはり、どこか違う気がします。

ふらっと入った喫茶店「凛」もちょっとお洒落でした。

入り口ではなく、店内の壁のドアなのですが、ドアノブが無いのです。

ですのでまさかここにトイレがあろうとは!

壁にしか見えないのですが、良く見るとドアでした。

珈琲は丁寧に淹れているし、ケーキもおいしい。

おまけに23時までやっているそう。

銀座でちょっと一息入れたい場合はここいいかもですよ。

山野楽器の裏にあります。

■炭火焙煎珈琲・凛
東京都中央区銀座4-4-5 銀座ハタビル 2F

変わらないもの。

2016年8月15日(月)

ふらりと入った西荻窪の喫茶店、「どんぐり舎」。

昭和の香りそのままの店内で偶然手に取ったのは週刊誌、センテンススプリング。

何とはなしにページをめくっていると、ふた昔以上も前の記憶がよみがえってきた。

当時、私は某外国人タレントのマネージャーだった。

地方の仕事が多かった関係で移動はもっぱら飛行機か新幹線。

分厚いシステム手帳でスケジュールの再確認をしたあとの楽しみはもっぱら週刊誌だ。


浅田次郎、林真理子、中島らも、泉麻人、ナンシー関……。

「職業とは言え、よくも毎週こんなに面白いことを書けるものだなあ」。

私は素直に関心していたっけ。

もはや平成も28年。

システム手帳ならぬ、スマホでメールなどをチェックし終わり、ひさしぶりに開いてみた週刊誌は当時のままだった。

「変わらないことの嬉しさってあるんだな」。

酸味の効いた珈琲を飲み干すと、スタンダードジャズのライブのリハーサルをするために今日も職場へ向かうのだった。

男子は読むべし。

2016年8月16日(火)

町田謙介さんをご存知でしょうか?

一般的にはブルースシンガーという認識ですが、歌っている曲はブルース以外が主。
どちらかというと南米の音楽ほか多方面のジャンルを吸収した独自のスタイル。
まさに唯一無二の存在のシンガーと言えます。

その昔は風貌からか、「ねずみ男」の愛称で呼ばれていました。


1997年にCD『FIRST GAMBIT』(チッタ))翌年、『キャンディマン』(ポリグラム)を。
10年後の2009年、『FUTURE BLUES』、2011年、『中央線VOYAGE』(共にP-VINE)をリリースされています。
『FIRST GAMBIT』は雑誌「CDジャーナル」の年間ベストアルバムの「録音賞」を受賞。
『FUTURE BLUES』が雑誌「BLUES & SOUL RECORDS」の'09年間ALBUM BEST10の4位に選ばれるなど知る人ぞ知るお方です。

というわけでブルースファンのみならず、全国にファンが多い町田謙介さんなのですが、実は当店、荻窪ルースターとの関わりはこんなところにもあったりします。

私は前説でいつも「写真撮影はこちらのルースターのロゴを入れてくださいね」とMCしておりますが、そのロゴこそ、他ならぬ町田謙介さんのデザインなのです。

それだけではありません。

ステージの壁は木材が張り巡らされていますが、あれは実は鳥の巣のイメージ。
これも町田さんのデザインなんです。

「へーーーーーーー、そうなんだーー」。

ですよね。

で、なんとそんな多才の町田さん、このたび小説を出版されました!!

「小説っすか!」

そうなんです。

「ジャンクジャングルキッズ」というタイトルで少年たちの冒険を描いています。


本の帯にはこうあります。

僕らにとって「立入禁止」の立て看板は、「どうぞお入り下さい」と同じことを意味していた(本文より)



男子ならば誰しも少年時代に「秘密基地」に憧れがあったはず。
ある日、偶然発見した立入禁止の場所。
そこにとてつもない秘密基地をつくることになったのだが?

なんとも懐かしいわくわく気分にさせてもらえる一冊です。

ぜひ一度、読んでみてください。

そんな町田謙介さんの出版記念ライブがございます。


■8/18(木)
荻窪 ルースターノースサイドにて

町田謙介出版記念ライブ

GUEST JOJO沢渡(vo,g) PONY BOY野中(vo,g)

Open19:00 - Start20:00
CHARGE:2000円(本を購入の方はチャージ300円引き)/ 03-5397-5007

★とっても重要なお知らせです。★

2016年8月20日(土)

荻窪ルースターではメールマガジンを発行しております。
これは空席情報や「お会計が10%オフ」になる合言葉などが書いてあるものです。
おかげさまで多くのお客様にご利用いただいております。
ありがたきことでございます。

ところがなのです!

あろうことか、メールマガジンを発行していただいていた会社「メルモ」さんが「9月末でメルマガ撤退します」と発表してしまったではありませんか!

ごーーーん。


じゃなかった、がーーーん。


さあ、これは大変です。
たんまりある当店の印刷物にも刷り込まれておりますので、これもなんとかしなくてはなりませぬし。

さてどうしたものかと思案橋ブルース。

至った結論は現在のメルマガ会社「メルモ」さんもおすすめしている「まぐまぐ」さんに引っ越しをすることでした。

というわけでございまして、ルースターのメールマガジンにご加入いただいている皆様におかれましては再登録をお願いする次第でございます。

もちろん、「メールマガジンなんてあったんだ」という方もご登録いただければ幸いです。

その登録方法でございますが、「まぐまぐ」の荻窪ルースター情報のページで行えます。


こちらです。
http://www.mag2.com/m/0001675018.html

普通に「まぐまぐ」で検索して「荻窪」と入れてもルースターのメルマガ登録ページが表示されます。

こちらにアドレスを入れてくださいますと毎日17時にメールマガジンが届くようになっております。

大変お手数をおかけいたしますがなにとぞよろしくお願いします!

ちなみにこれまで同様、ルースターではお客様のご登録いただいたお名前やメールアドレスはわからないことになっております。

なお、これまでの「メルモ」さんからも9月末までは「荻窪ルースター情報」は配信されます。

※お使いの携帯電話の契約プランによっては、メルマガの受信にも通信料金がかかります。ご注意ください。通信料金は各社・各プランによって異なりますので、メルマガ登録前のご確認をおすすめします。
※パソコンのメールアドレスでも登録できます。携帯電話でご登録いただきますと、ルースター情報以外のメルマガが届きますが、こちらは不要でしたら解除可能です。
詳しくはまぐまぐ!ヘルプ「よくある質問」
http://help.mag2.com
をご覧ください。

ライブハウスはいつお金を払うの?

2016年8月21日(日)

ライブハウスは先払いか後払いか?


ライブハウスに遊びに行ったとき、お金はいつ払うでしょうか?


「先でしょ」。


「後でしょ」。


「今でしょ」。


実はこれ、どんなライブハウスかによって違うのです。


ロックやポップスなんかをやっている若い人向けのライブハウスはほとんど先払いです。

これに対して後払いのお店はジャズなどのライブハウス。


ちなみに当店は「後払い」です。

ではなぜ、先払いと後払いになっているのでしょうか?

これは簡単です。

たとえば映画館に行くと、先払いですよね。
で、コーラとか先に買って入る。

これと同じ発想なのがロック系のライブハウスです。


ではレストランや居酒屋はどうでしょう?

テーブルでオーダーしますよね。
で、追加オーダーも取りにきてくれます。

これ、後払いですが、ジャズ系ライブハウスはこのスタイル。


つまり、テーブル席でオーダーする仕組みになっているのです。


なるほどですよね。


ロックのライブはごはんなんて食べてる場合じゃないですもの。
そりゃ当然です。

ジャズとか大人向けのライブハウスって同じようにライブはしておりますが、飲食も楽しみのひとつになっていたりもする。

それもそのはず。

ライブの時間は晩ご飯の時間ですから、ジャズ系ライブハウスは「お腹減ったー」とかそういう心配もありませんね。


で、さらにロックとジャズのライブハウスの違いはこういうこともあります。


ロックで1バンドだけでライブをやると、ワンマンライブと言います。
なぜならば通常は一晩にいくつかのバンドが出演するからです。


これに対してジャズのお店はワンマンライブという言葉はありません。
なぜなら、必ずワンマンライブだからです。

複数のバンドでやらない理由はこうです。
お客様へのおもてなしはバンドひとつで十分だからです。


同じライブハウスではありますが、考え方は違うのですね。
みなさんはどちらのタイプのライブハウスに行っておられるでしょうか?

ニューヨークタイムスが認めた点心料理店。

2016年8月22日(月)

「ジンセイハイチドデス。ダカラ、モットエンジョイシナサイ」。


随分前のことですが、トラで来られた還暦を過ぎた英会話の先生にそう言われました。

先生はイギリス人。

けっこう世界各地を旅されて来られたそう。


先生は、台湾に行ったときある点心料理の美味しさに心を奪わたという話をされました。

そのお店とは台湾で最も有名な点心料理店と言われる鼎泰豐(ディンタイフォン)。


「ディンタイフォン」はニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれたほどの名店なのだそう。


「アナタモイッテキナサイ」。


簡単にそうおっしゃいますが、「それじゃ、ちょっくら行ってきます」というわけにはまいりません。


「いつか行きたいですね」とお茶を濁していると?


「オー、ソウデシタ。シンジュクにもアリマース」。

と言うのです。


「なんだよ早く言ってくださいよ」と言うのをこらえ、いろいろ教わりました。

で、過日その話を思い出し、訪問。



場所は新宿高島屋の12階。



「うひゃ、やっぱ並んでる」。



しかし、硝子越しに店内を覗いて見ると、広い広い。

これならすぐに通してもらえるかも。

そう思い、行列の最後尾に。

思った通り、10分ほどで案内されました。


メニューはけっこうシンプル。

小籠包と餃子(蒸したやつ)。

その他はわずかに炒め物とチャーハンや麺でした。


どんな高級店かと思いきや、全然安心価格。

飲んだりしなければ3000円行かないでしょう。



この値段で世界の人気レストランベスト10のお味が堪能できるのですねー。


どれどれお味は?



「おおおお、さすがわらのみちざねだーーーーー!」



なんというかとってもお嬢さんなお味。

じゃなかったお上品なお味でした。


そうそう、座ったときホットのジャスミンティーが飲みたくなったのですが!

なんと!

すでにテーブルにポットで置いてありました。

こういうのを以心点心とか言うのでしょうかね。

ちゃんちゃん!

新宿高島屋ほか大阪・京都・福岡などにもあるようですよ。

おかわりは素敵なことば。

2016年8月24日(水)

数えたら荻窪にはインド料理店がなんと5店舗もありました。
日本人のやっているカレー専門店も増えていますし。

うーむ、このままいくと荻窪はカレーの街になってしまうかもしれません。

嬉しいような、驚きのような感じです。

さて、「アジアンキッチンクマル 荻窪店」でのチキンバターカレー。

当店の2号店、ルースターノースサイドのすぐそば(杉並公会堂となり)にあるので、何度か行っております。

私はこのチキンバターカレーが大好きでいつもこればっかり。

しかし、外国から来られて日本でお店をやっていくのってすごいことですね。

日本人が日本でお店をやることだって大変なのに。

相当、いろんなことが大変なんじゃないかって思います。
日本語だって覚えなければなりません。
日本語ってそうとう難しいのに。

厨房とホールでは「ヒンディー語?」
まったく何をしゃべっているのかわかりませんが、すげー早口でやりとりしまくってます。

そうかと思うと、すっと私のテーブルへやってきて日本語で「ナンおかわりどうですか?」
とか聞いてきます。

「あ、もう大丈夫です」と告げると「ナン半分のおかわりもいいですよ」とのお気遣い。

ありがたいことです。

関心していると、今度は違うテーブルにも行ってお洒落なおばあちゃんにこう聞いています。

「おかわりないですか?」

おばあちゃんはこう応えていました。


「はい。おかげさまで元気でやっております」。

昭和歌謡はお好き?

2016年8月25日(木)

昭和歌謡はお好きですか?
荻窪ルースター本店は懐かしい曲を演奏するバンドだらけですが、9月は昭和歌謡の日が4日もあります。

いずれの日もお席はご予約をお願いします。

■9月1日(木)

80年代アイドル大特集な夜 禁煙DAY

19時オープン 20時スタート CHARGE:2500円

荒井さち重(vo) 長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf) 岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm) ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)

松田聖子に中森明菜、80年代はアイドル全盛期!ニューヨークでのアイドルカバーライブを成功させるなど快進撃中の荒井さち重による、これまで見た事の無い奇想天外なステージで盛り上がりましょう。この日は禁煙です。



■9月7日(水)

思いっきり昭和歌謡SHOW

19時オープン 20時スタート CHARGE:2500円

あべ由紀子(vo) 長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf) 岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm) ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)

懐かしの70年代の歌謡曲を中心に楽しくお届けいたします。ボーカルは大分かぼすPR大使でもあるあべ由紀子さん。昭和歌謡はお手のもの。どうぞお楽しみに。



■9月18日(日)

70年代昭和歌謡の夕べ

18時オープン 19時スタート CHARGE:3000円

DOUBLE VOICE:杉原徹(vo.g) 近藤ナツコ(vo) 北川涼(g) 赤石香喜(pf) ぶちかま志郎(b) 山下欽也(ds)

あの懐かしい70年代の歌謡曲をエンターテインメントたっぷりでお届けします。通常営業時間よりも1時間早めのスタートとなっています。



■9月29日(木)

アラウンド80's歌謡ヒットパレード 禁煙DAY

19時オープン 20時スタート CHARGE:3000円

真城めぐみ(vo)+Ms Mug Rock:佐々木亜紀子(sax) 力石理江(pf) YUKIE(g) 岩崎なおみ(b) 臼井かつみ(ds)

80年代はもう30年前。素晴らしい歌謡曲がわんさかありました。今夜はそんな80年代近辺の名曲をたっぷりお届けいたします。この日は禁煙です。

大人向けライブハウスは何人で行くべき?

2016年8月26日(金)


「そちらのお店に行こうと思っているけれど、一人でもいいでしょうか?」

たまにこのようなメールをいただくことがあります。



わかりますー!



行きまくっている方にとってはなんでもないことも初めての場合はちょいと不安ですよね。

お応えいたしましょう!


「ぜひおひとりでいらしてください」。


もちろん複数でもいらしてください。


おそらく、以下のような状況を思い浮かべておられるのでしょう。


すべてのテーブル席が複数で来られているお客さん。
わたしだけがぽつんとひとり。
いやーーん、寂しいーーーー。
お作法みたいのもあるのかしら。
何、あの人ーーみたいになったらどうしよーーー。


ご安心ください。
ジャズなどをやっているライブハウスは複数よりもおひとりで来られる方の割合は複数よりも多いかもしれません。

その理由!

ジャズに限らずですが、音楽は好みがあります。
だからよく行っている人は自分が好きな音楽を聴きに行くのに好きじゃないかもしれない人をわざわざ誘わないのです。

でももしもその音楽が好きな人なら一緒に行ってみるのは自然。
ただそれだけのことなのでした。


「でも話し相手もいないしーーー」。

いえいえ、たとえばこの場合は?

映画観に行って話し相手がいないと不安ですか?

逆に映画館でしゃべっていたら怒られちゃいます。

あるアンケートではジャズクラブが一番困ることの1位が「大声でしゃべるお客さん」でした。

KYなお方はジャズクラブに限ったことではありませんけれども。


ゆえにーー!

ひとりでジャズクラブに行くことはなんにも問題ないのです。

ちなみに友達を誘ってライブをしているようなバンドのライブに入ってしまったという場合は、ひとりでなくともきついことがよくありますのでそれはご注意です。
逆に出演しているのが友人なら大丈夫ですね。

さあ、勇気を持っていざゆかん!

あなたにピッタリなライブハウスは必ずありますから。

ちなみに、当店ではライブ前に前説、休憩時間にはマジックショー。

初めてのお客様にもお楽しみいただけるよう考えておりますぞ。

当店はジャズからブルース、歌謡曲までやってます。
ぜひよろしくお願いしますー。

Uターンは栄光への旅立ち。

2016年8月27日(土)

当店に8年間勤めていた阿部ちゃんというスタッフが卒業することになりました。

なんでも生まれ故郷の青森でライブのできるお店をやるそう。
惜しい人材を失いますが、こう言われたら仕方ないです。

「マスターと同じ35歳からお店を始めようと思いまして」。


そもそも彼は若い頃に就職で東京に出てきていました。

初めての勤務場所は渋谷。

花の都、大東京に来るだけでも彼にとってはどえらいことなのにそれが渋谷です!

初めて降り立つ、駅前のスクランブル交差点。

「うお!今日は祭りけ?」

ねぶた祭りのようなのような人の多さに彼はそう思いましたが、来るひも来る日も渋谷はものすごい人。

「いやこれ、祭りじゃねんだべな」。

あらためて東京にびっくりするのでした。

そんな彼も徐々に慣れ、数年後、ある決意をするのです。

「おら、もともと地元じゃギターヒーローと呼ばれてたさ。だば、せっかく東京さいるんだがら、ライブハウスとかいうところで働いてみっぺ」。

ちょうど、原宿と渋谷の中間地点にある有名ライブハウスでスタッフを募集していました。

「なめられちゃいけねえ」。

バリバリのリーゼントで向かったのが効果があったのか、すぐに働けることに。

以来、彼は「渋谷、原宿のことなら俺に聴け」と言い放つようになったのでした。

それからまた時は流れ、当店、ルースターの扉を叩きに来たのです。

彼の履歴書を見て私はこう言いました。

「特技の欄にお笑いと書いてないけれど?」

すると彼はすぐにこう言ったのです。

「あ。すみません。書き忘れてました」。

当店の難関の面接に合格したのは言うまでもありません。

あれから8年。

そんな彼の旅立ちです。

細長い目で見守りたいと思います。

懐かしい曲はやっぱりいいもので。

2016年8月30日(火)


先日、客席からちょっと驚きの会話を耳にしました。

「荻窪ルースターって言えば、日本のロックをつくってきたライブハウスだよ」。

「へー、そうなんですか」。



うひょーーーーー。



わざわざ出て行って訂正するのもあれだし、そっとしておきました(笑)。

だとしたら何十年も前からやっているってことすよね。

私は80歳はいってるでしょう。

でも実際は9月で19年。

まだまだ新参者。

よく、老舗と言ってくれる方もいらっしゃいますが、私はまったくそうは思っておりません。

何かを成し遂げたという実感もありません。

あー、でも54歳ともなればもうすっかり大人ですから、本当は何かを成し遂げたい気持ちだけはいっぱいなのですが。

ともあれ、日本のロックの重鎮のみなさまには大勢ご出演いただいているのは事実。

学生時代にレコードで聴いていたお方がまさか目の前で演奏しているとは!

タイムマシンで当時の自分に教えてあげられたら面白いだろうなあとは思います。

しかしながら、当店はロックかといいますと、ロックのライブハウスではありません。

ブルース、ジャズ、ラテン等々が中心です。
だって超面白いんですもの。

でも、10年以上前から、ぐっと増えてきているスケジュールがあるのです。

それは懐かしのポップス。

これは洋楽・邦楽問わずです。

ブルース好き、ジャズ好きのお客様には「なんでー?」なライブかもしれません。

でも一般の方からするとブルースやジャズはとってもマニアック。

何かライブハウスをもっと身近に感じてもらえる方法はないものか?

そう思ってスタートしたのでした。

それが今や?

すっかり定番化しております。

年齢が大きく影響しているのは間違いないのですが、30年前や40年前のヒット曲はジャンルに限らず懐かしいのですねー。

当時はたとえば洋楽はともかく、日本の歌謡曲などはちょいと敬遠したりもしていたのですが、なんの南野。

なんてすんなり客席に届くのでしょう。

お客様の楽しそうな顔をみると、やっぱり嬉しい。

というわけで近いところではこんなライブがあります。

ボーカルの荒井さち重さんは想像を超えたステージングで毎度驚かされます。

楽しみであります。

■9/1(木) 80年代アイドル大特集な夜 禁煙DAY
19時オープン 20時スタート CHARGE:2500円

荒井さち重(vo) 長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf) 岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm) ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)
松田聖子に中森明菜、80年代はアイドル全盛期!ニューヨークでのアイドルカバーライブを成功させるなど快進撃中の荒井さち重による、これまで見た事の無い奇想天外なステージで盛り上がりましょう。この日は禁煙です。