Live Cafe Rooster

地階から胃薬

皆様、「地階から胃薬」をクリックしていただきありがとうございます。
このコーナーはルースター総支配人による不定期更新のコラムです。
ルースターの事、総支配人の事、出演者の事、お客様の事をはじめ、ルースターにまつわるいろんな事柄をご紹介しております。
お茶でも飲みながらゆっくりとご覧くださいませ。

ほかの胃薬へのリンクはページ下部にあります。

ヘリテイジ・ジャズ・フェスティバル

2009年3月1日(日)

昨晩はリトルジャイブボーイズの皆さんの出演。
おかげさまで満員でとても楽しいライブとなりました。

メンバーは2009ジャパンブルース&ソウルカーニバルに出演されるウシャコダのフロントである藤井康一さんと恵福浩司さん、ピアノは照本史さん。ゲストにアフリカンダンスのMoccolyさん。

ステージの中でニューオリンズで毎年行われているNew Orleans Jazz&Heritage Festivalについて少ししゃべっておられました。

藤井さんによりますと今年のジャズフェスにはアレサ・フランクリンが出るのではないかと言ってました。

そこでさっそく公式ホームページをチェックしてみることに。

http://www.nojazzfest.com

お、40周年ではありませんか。

でもピックアップされたラインナップには

Neil Young and his band join Wynton Marsalis, Bon Jovi, Dave Matthews Band, James Taylor, Sugarland, Joe Cocker, Ben Harper & Relentless7, Tony Bennett, Earth, Wind & Fire, Kings of Leon, Neville Brothers, Wilco, Bonnie Raitt, Allen Toussaint, The O’Jays, Erykah Badu, Maze featuring Frankie Beverly, Dr. John plus hundreds of others previously announced to appear at the historic edition of the Festival.

とあります。

うおー! ってなもんです。


しかし、ジャズフェスにボンジョビってだいじょび?
しかもニール・ヤングにウイントン・マルサリスってありすか。

いえいえ、私が藤井康一さんとともにニューオリンズに渡ったときはメインステージにはレニー・クラビッツが出てましたからジャズフェスと言ってもなんでもありなのです。

でも藤井さん情報のアレサの文字は無いではないですか。

で、調べたらどうやらアレサは4月30日に出演の予定でしたが、キャンセルして代わりにニール・ヤングということらしいのです。
うーん、なにかあったのでしょうか?

今年も行けませんでしたが来年は行ってみたいっす。

世界で一番熱い場所。

2009年3月4日(水)

今、世界で一番熱い場所は練馬区である。

嘘だと思ったら以下をチェックすべし。

http://ameblo.jp/ogikubo-rooster/entry-10217817953.html

ライブハウスの出演方法が変わります。

2009年3月4日(水)

今後、ライブハウスの出演方法が変わります!

こう書くと「え? どういうこと?」ですよね。

以前、ここにも書きましたが、荻窪ルースター2号店、ルースター・ノースサイドがライブハウス界の常識をまたしても大きく変えてしまうのであります!

それでは発表いたしましょう。

2009年5月より、ルースター・ノースサイドの平日の夜のホールレンタル料金が28000円になるのです。

そうです、一晩17時から24時までで28000円です。
ともだちと2バンドで借りたら14000円ずつですぞ。
さあ、大変です。

普通はライブハウスを貸切しようものなら大変な金額がかかって当然でした。

しかし、4年前にルースター・ノースサイドが誕生して「ライブハウスは貸切したほうが断然楽しい」というコンセプトのもと、激安料金設定を提案。
ライブハウス業界に衝撃を与えました。

ノースサイドの誕生は、これまでライブハウスではなかなか大変であったおやじバンドのライブや友人同士のライブ、音楽教室の発表会などをいとも簡単にしてしまいました。
おかげさまで今では週末はすべてレンタルで埋まるという大好評の状態です。

特にノースサイドの誕生は中高年のバンドの貸切ライブに大きな貢献をしてきました。

なぜなら彼らは次のような問題を抱えていたからです。

「ホールを借りるとPAや照明までレンタルしなくてはならない」、「ホールを借りると飲食喫煙ができない」、「通常、ライブハウスのレンタル料金は高い」、「ロックのライブハウスは飲食が充実していない」、「多くのライブハウスはテーブル席ではなく、中高年には立ち見はつらい」等々…。

実はルースター・ノースサイドは毎晩がプチディナーショーであるルースター本店の流れを汲んでいますので、テーブル席であることはもちろん、飲食も充実していてなおかつ安い。

さらに言うのならば、ライブの打ち上げしようと大勢で居酒屋へ移動しても予約でもしていない限り、そうやすやすとは入れないこともあります。
ところが、ルースター・ノースサイドはライブ後もそのまま移動せずに打ち上げに突入できるとあって、さらにいちいち会費を集めるなど、めんどうなことをしなくとも大丈夫。

つまり、至れり尽くせりのライブハウスがルースター・ノースサイドであったのです。

そしてこのたび、さらにライブハウスの利用方法を大きく変えてしまうべき提案、それが平日の夜のレンタル料金の大幅改定であります。

これにより、たとえばポップスやロック系のライブハウスにノルマを払って出ているという方々が「どうせならさ、ノースサイドをレンタルして楽しくライブしちゃったほうがよくない?」という選択ができるようになってしまったのです。

演奏時間はおそろしくたっぷりとれるので、いくつかのバンドが集って貸し切ってしまえば、それこそ各バンドの負担は楽勝になるだけでなく、入場料を取ったのならば逆に相当なギャラが残ってしまうわけです。

「これまで負担ばっかりで、ライブハウスでギャラなんかもらったことないよ」という方々までもがこれにより、楽勝でライブが可能となってしまうのであります。

さあ、みなさま、本当に誰もが気軽にライブをするという時代の到来です。
ルースター・ノースサイドまでお気軽にお問合せくださいませ。
詳しくはノースサイドのサイトのこのページにあります。
http://www.ogikubo-rooster.com/north/system.html

出演者

2009年3月4日(水)

荻窪ルースターとルースター・ノースサイドには実に様々な出演者が登場しています。
みなさんはライブハウスに限らず、いろんな場所にライブを聴きに出かけていると思います。

一般的に見れば、世の中で露出をしている頻度が高い方のライブを聴きに行く方が一番多いのではないでしょうか。

でも、武道館や大きなホールでは味わえないような体験ができるのがライブハウス。

その中でも当店の2店舗は至近距離でライブを聴けるお店と言えます。

小さなライブハウスに出演しているミュージシャンは世の中に知られていないのではないかと思われる方も多いでしょう。

いやいや、ほとんどの方がそう思っていることでしょう。

ですが!当店に限ってはそんなことはありません。
みなさんがかつて聴いていた方々の出演者のオンパレードであります。

通の方がスケジュール表をご覧いただけば、かなりぶっ飛ぶラインナップ。

名前までは知らなくとも、実はこの方々の関わった音楽があなたの思い出の曲であったり、実は今しょっちゅう聴いているあのメロディを奏でているミュージシャンだったりしているのです。

大好きだったアーチストのレコードを録音しているミュージシャンの名前はご存知でしょうか?
バンドは大好きだけど、メンバーの名前までは知らないということもよくありますよね。

当店の2店舗では必ずやあなたの大好きだった音楽を奏でていた出演者がいます。
たとえきっかけはそれであっても、一度お越しいただければこれまでとはまったく違う音楽の楽しみ方を発見されるはず。

まだルースターに行った事がないという日本全国のみなさま、ぜひスケジュールをチェックしてみてくださいませ。


運命のピックを探せ。

2009年3月5日(木)

ジャック・ブラックをご存知でしょうか?
ブラック・ジャックではありませんよ。

スクールオブロックやナチョ・リブレほかでおなじみの俳優兼ミュージシャンであります。

やっと、そのジャック・ブラックが主演の「テネイシャスD」のDVDを見たのです。

内容はジャック・ブラックが家出をして、カイル・ガスと出会うシーンから始まり、テネシャスDというバンドを結成(ちなみに実在する彼のバンドでありますが、映画の中ではそれとは別の設定)。

コンテストに落ち落胆するも有名なギタリストが共通のピックを使用していたことを雑誌の写真で発見。

彼らはそれさえあれば売れると確信し、伝説のピックを探しに行くのですが…。

映画はいかにもアメリカらしい下品な笑いを交えながらメタルロックのかっこいい部分をアピールしていきます。

メタルというと「地獄の」とか「炎の」とか「悪魔の」などが歌詞につきものですが、なんと言いますか、一瞬恐ろしい感じのこういうワードが実は楽しいものであるような気にさせてくれます。

たとえば、プロレスとかと共通するエンターテイメントの世界とでも申しますか、エンターテイメントをするにはスーパーテクニックが必要であるということも感じると言いますか…。

音楽として興味の対象外であったメタルの面白い部分をちょいと教わった気分になれましたぞ。

絶対オススメというわけではありませんが、暇だなあというときにはいいかも。

荻窪にもユニクロ。

2009年3月5日(木)

昨年だったか荻窪にスターバックスができました。
自分的にはスターバックスは大きな街にあるイメージでしたのでちょっと意外な気もしたものです。

でも考えてみるとが、その前に阿佐ヶ谷にも出来ていたので、まあ、ありなんだろうとは思いつつ、それでも荻窪はドトールが2軒か3軒かあるので、さすがは大資本だなあと感心したのを覚えています。

ご存知のように荻窪は吉祥寺とは大きく異なり、ちょっと遊びに行くという街ではありません。

たとえば、お隣の阿佐ヶ谷や西荻窪なんかもそう。
用事がなければなかなか行かないのであります。

ちょっと服でも買いに行こうと思うなら新宿か吉祥寺になります。

ところがもしかすると多少人の流れが変わるかもしれないのであります。
そうです、もうすぐユニクロが荻窪のルミネに出現するのであります。

無論、ユニクロは吉祥寺にもあります。
でもこれにより、阿佐ヶ谷の人はユニクロに行こうと思ったら荻窪よりもまだ2つも先の吉祥寺まで出かけなくともよくなるのです。

さあ、これによって荻窪が少しは変わるのか?

少しといえば、ほんの少しだけですが、当店2店舗も荻窪に下車する人間を増やしてはおります。
それでもルースターがあるからといって荻窪が遊び場所の街になるというわけではないでしょう。

しかしながら、杉並公会堂の建て直しにより、杉並公会堂から荻窪駅までの地域は新しく建てる建物は商店などの施設を入れなければならないという条例もでき、ますます荻窪はこれから面白くなるはず。

ユニクロの進出が新しい荻窪を作り上げるきっかけとなるやもしれません。
いつの日か荻窪にもディズニーランドができないとも限らないのであります。

それはないか。

ノースの3月は凄い。

2009年3月6日(金)

今月はおかげさまで当店の2号店、ルースターノースサイドが4周年を迎えます。

多くの方に本店のスケジュールは見ていただいているのですが、ノースサイドのスケジュールまではじっくりご覧いただいてないようでございます。

実は今月のノースサイドは実に濃い内容となっております。

なにしろ有名な方々が多く出演しちゃっているのです。
我々のようなミュージシャン通の方以外の方も絶対に知っているであろうバンドに在籍されていた、あるいは在籍中のミュージシャンの出演がたくさんです。

ぜひ目を皿の様にしてチェックよろしくです。

http://www.ogikubo-rooster.com/north/sch.html

ライブハウスレンタルの常識を変える?

2009年3月9日(月)

当店の2号店のサプライズ発表がかなり驚かれていることになってます。

平日の夜のライブハウスの貸切料金をなんと28000円と発表したからです。

「これってどいうことですか?」という質問を受けるようになっているのです。
そりゃそうですよね。

1バンドあたりではなくて、一晩のライブハウスの貸切料金がアンプやドラム使い放題でさらにPA他のスタッフ込みでこの料金ですから。

普通のライブハウスをレンタルしたら10万円以上は軽くするし、アンプなんか借りたら追加料金もかかるので、みなさんぶっ飛んだようです。

でもそもそもルースターってそういう感覚でライブしてないので、これができるのです。
なぜならルースターは2店舗ともに飲食店スタイルだし、チケットノルマなんてない。
出演者がプロミュージシャンであるのでもともとノルマとかの世界ではなかったのです。

ゆえに2号店、ルースター・ノースサイドが東京一安いレンタル料金を打ち出せるのでります。

すでに雑誌関係からの取材依頼もボチボチ着始めました。
もっと気軽に音楽を楽しもうというルースターの提案が世の中を変える日がくるやもしれませんぞ。

ジャズクラブのマナー。

2009年3月11日(水)

なんでも初めての経験は勝手がわからず、困ったりするもの。
ジャズクラブなんかは未体験の方々にとっては謎の店でありましょう。

「ジャズがわからない奴は来るな!」と言っている気さえするこの「ジャズ」という響き。
通の人しか足を踏み入れてはならぬ場所、それがジャズクラブ!

いやいやいや、そんなことはミジンコたりともないのです。

「だって、ジャズって本当にわからないんです」。

うーむ、それでは私が一肌脱ぎましょう。
これからジャズクラブのお作法を書いて進ぜます。

なーんて書いちゃうと、やっぱりジャズクラブは初心者には大変なところと思われてしまいます。
実は、ファミレスもジャズクラブもあんまり変わらないのです。

レストランでジャズの演奏をしていて、演奏を聴きながら飲んだり食べたりしていればそれだけでいいのです。

むしろ、昨今のジャズ業界は昔と違って「ジャズ」だから偉いみたいな空気はありません。
聴こえは悪いですがよっぽどロックやポップス系のライブハウスに知らずに行くほうがどちらかといえばなじみにくいと私は思うのであります。

おまけにジャズクラブはロックのライブハウスと違ってステージからはダイビングとか誰もしてこないので安全ですし、飲み物は紙コップではなく、ちゃんとグラスで飲めます。

しかもロック系ライブハウスはマクドナルドみたいにカウンターで買ってこなければいけませんが、ジャズクラブはちょいと手を挙げればウエイトレスさんがオーダーを取りに来てくれます。

また、ロック系は立ち見という中高年にとっては地獄の状態ですが、ジャズクラブはありがたいことにテーブル席やカウンター席です。
しかもジャズクラブの料理は案外うまい。
昔と今では時代が違うのです。

さらに!

特に当店、ルースターは特に安い!
ジャズクラブは高いというイメージをお持ちの皆さんもルースターなら安心ですぞ。
おまけにジャズ以外もいっぱいだし。

さてさて、これだけ知っていれば、あとは演奏に身を任せていればよいのですが、何しろ生身の人間が演奏している関係で開演時間というものがあります。

ルースターなら毎晩夜7時にオープンして、8時から演奏開始。
そんでもって1時間演奏したら30分の休憩。
でまた1時間演奏があります。

ほとんどの人は最初から最後までいますが、ご来店いただくほうのあなたも生身の人間。
ご都合というものがございましょう。
なので遅刻しても早退きしても大丈夫。

あとかっこいいのが予約。
レストランとかで「あー、予約した佐藤ですが」とか言うとかっこいいじゃないですか。
あれをルースターではやれるのです。
お若い方なら彼女を誘ったりしてみれば彼女に「うーん、かっこいいー」と思われます。
年配の方でも「あら、おじいさん予約しておくなんて手際がよろしいことね」とご主人の株が上がろうというもの。

もちろん、「俺はひとりでジャズを聴くのが好きなのさ」というナイスガイ作戦もOKですし、「私って行動派なの」というOLさんも続々とひとりで来られています。

さあ、こうなったらルースターへ行って生演奏を聴くしかありません。
ルースタースタッフ一同、首を洗って、いや長くしてあなたのお越しをお待ちしておりますぞ。

ブルースマンは西からやってくる。

2009年3月11日(水)

今月、3月25日に面白いブルースマンがルースターにやってきますよ。
名前は西野やすしさん。

なんとなく関西をイメージする名前のような気がするのは私だけでしょうか?
しかし、この人、ハンパではありません。

無断拝借した以下のプロフィールを読んでみてください。

西野やすし Guitar,Vocal,Talk
 京都市伏見区生まれ。幼少期より音楽に親しみ、気がついたらギターを弾いていた。
 少年時代、米軍基地でプロとしての初ステージに立つ。その後、数々のスタジオ・ワークに参加する一方、アレンジャーとしても活躍。ライブ・ステージでは数々のミュージシャンと精力的にセッションをこなしていく。その一方、自ら実戦空手術道’大志會’の師範として道場を持つ変り種でもある。

 「音楽は格闘技だ」の信念を基に、自身のリーダーバンド「talking about」、ベーシスト天野SHOとの双頭ユニット「天西」、ボーカリスト小林エミをフイーチャーしたバンド「Do it!」、ボーカリストMISUMIをフイーチャーした「鉄拳倶楽部」を結成し、幅広く活躍。
 影響を受けたミュージシャンはビートルズ(特にジョン・レノン)、バーナード・パーディー、B・B・キング、デビット・T・ ウォーカー。
 自らのルーツを「ブルース」に置きながら、「ブルース」の枠にとらわれない活動を繰り広げ、情感溢れたギター・プレイと、巧みなトーキングで観客を魅了し続けている。また、演奏&トークの特技を生かしてテレビ番組でもメイン・レギュラーを務める。

ということです。

プロフィールの最初ギター・ボーカルというのは普通ですが、その後にトークってありますでしょ。
そーいうことなんです。
ミュージシャンというのは大きく分けるとふたつのタイプにわけられるような気がします。
ひとつは芸術派、もうひとつはエンターテイメント派です。
西野やすしさんはもちろん後者。

当店の出演者は関西出身率が異様に高いのですが、西野さんはわざわざ関西からやってきます。
なのでお見逃し無くであります。

定額給付金どうします?

2009年3月13日(金)

いやいや、ニュースとか見てると定額給付金のこといっぱいやってますね。
賛否両論あった定額給付金もいざもらってみると「孫へプレゼントを」とか考えてしまうのです。
どこそかのアンケートでは貯金をするという方は2割程度。
よっしゃーとこれに目をつけた商品が雨後のたけのこのように出まくっている昨今です。

さて、皆さんはどうされますか?

日本経済のためには、ぱーっとやらねばせっかくの定額給付金の意味はないのであります。

私としてはやっぱりこういうお店をやっている以上、12000円あったらルースターへ3回行こうとご提案してしまう次第であります。

まあ、ルースターでなくともいいのですが、見たかったのに遠慮していたミュージシャンのライブとかありますよね。

日本人全員が「給付金も入ったし、それじゃーライブにでも行くか」と思ってくれたならばもうミュージシャンは大喜びであります。

しかし、給付金は循環してこそ景気回復であります。

ところが、生演奏を聴きに行くことが日本の景気回復に大きく役立つと私はにらむのであります。

たとえばミュージシャンのみなさんがうるおうと、こういう流れになります。

「よーし、お金も入ったし今日は飲むぞ」。
そうです。非常にわかりやすい行動をしてくれるのです。
これにより、酒造メーカーの景気も回復します。

さらに「よーし、お金も入ったし新しい楽器を買うぞ」。
単純明快ですよ。この流れは。
これにより楽器メーカーも景気が回復します。

さらにさらに「よーし、お金も入ったし楽器を積む車でも買うか」。
こういうことになりましょう。
すると自動車メーカーはどんぞこから這い上がってくるのです。

さあ、みなさんおわかりいただけましたでしょうか?
定額給付金はライブでぱーっとやりましょう。ぎゃはは。

ノースサイドが4周年。

2009年3月14日(土)

本日、ルースターの2号店、ルースター・ノースサイドが4周年。

そもそもノースサイドは「俺も演奏したい」という要望にお応えするという意味合いで立ち上げました。

たとえばおやじバンドとかは演奏の場所に困っていましたし、ジャズクラブはおいそれとは出演できない。
音楽教室の発表会をしたいのだけど貸しホールよりもライブハウスのほうがいろいろ好都合なんです。
本店は防音してないからロックとかできないよね。
ルースターではセッションデーとかないんですか?

ノースサイドがオープンする前にはこんな声が寄せられていました。

そんな声に応えるにはもう一軒ライブハウスを作るしか私にとって道はありませんでした。

えいやー! とオープンしてしまいましたが、徐々に認知度もアップ。

おかげさまで今夜「ノースサイドがホームです」というバンドが集って4周年の宴をできるまでに至りました。

世の中のライブハウスのレンタル料金はめちゃくちゃ高い中で、ノースサイドのそれは逆行。
ありえない金額で貸切ライブができるというのも評判にもなりました。
で、このたびの「平日貸切料金28000円」というノースサイドの発表も広まっていけば、ライブハウスの常識をもくつがえしてしまうかも。

楽器は買ったがライブはしたことがないという皆さん。
ノースサイドが力になりますよ。

エテコー。

2009年3月15日(日)

ETCとあるとえてこうと読んでしまいたくなるのは私だけでしょうか?

憧れの沖縄。

2009年3月17日(火)

4年ほど前までよく沖縄出身の方々が来られておりました。
彼らの泡盛の飲み方は独特。
普通、水割りはグラスに泡盛を注いでから水を入れますが、彼らはそうではありませんでした。
なんと泡盛のボトルを水割り用のピッチャーへ入れるのです。
で、みんなでがんがん飲み続けるのです。
そう、これが「おとおり」と呼ばれる飲み方。
どうやら宮古島発祥の飲み方らしいのですが、詳しくはわかりません。
何年も顔を見ていなかったのでどうしたのかと思っていたら、その中のひとりがメールをくれました。
なんでも沖縄本島で焼き鳥屋さんをやっているのだそう。
いわゆる脱サラということなのですが、80年代の曲をいろいろBGMにしているらしく、将来はライブもやれたらいいなと考えているとのこと。
沖縄、いいすよね。
沖縄に行った人の話を聞くとみんなが「沖縄は最高だ」と言っています。
実は私、日本で行ったことのない県はおそらく沖縄だけ。
いつしか沖縄へ行く機会があったら、ぜひ彼の焼き鳥屋さんにも顔を出してみたいなと思うのです。
お店の名前は「シロマタルー」。
しろまさんという苗字なのですが、タルーというのは「太郎」という意味ですが裏の意味ではガキ大将。
シロマタルーはあだ名みたいなもので、それを店の名前にしたのだそう。
店の名前が自分の名前とはこちらでいうところの「マツモトキヨシ」、もしくは「スナック あけみ」という感じだろうか?
いやいやちょいと違うかな。
沖縄に行く予定のある方はぜひ立ち寄ってみてくださいませ。
「シロマタルー」
宜野湾市伊佐3−4−5  
098-898-2215

電子辞書

2009年3月18日(水)

4年半も英会話教室に通う私ですが、生活で英語を使うことがないのと予習復習をしないため、私のレベルがまだ2段階しか上がっておりません。
まあしかし、最初に比べたら大違い。

実は先日、ホノカアボーイという映画の舞台挨拶の場面をテレビで見たのです。
場所は撮影の現場となったハワイの映画館。

役者たちはお客さんのほとんどがハワイの方々だったのに対し、日本語でしゃべっていたのであります。

長谷川潤さんという女優さんだけが英語でしゃべっていましたが、彼女はハワイ育ちということでペラペラであります。
ということは英語で話してもいい状態であったということなのだと確認できたのであります。

しかしながら日本勢は全員日本語でトーク。
もしも私ならば「よーし、英会話教室の成果を出すか」と英語でしゃべるかもなあと思った次第でした。

ところが前述したようになかなか上達しない。
何か方法はないものか?

そこで思い出したのが、教室に通う生徒さんたちは実は共通したあるものをいつも授業に持参していることです。

それを持っていないのはどうやら私だけ。

うーむ、あれさえあれば上達するやもしれぬと一念発起。
私もやっとこさ手に入れたのであります。

それはいったい何かと言いますと「電子辞書」であります。
夜中の「じゃーぱねっと、じゃぱねっとー」の歌につられて見ていたら電子辞書の最新版はすごいことがよーくわかりまして、「なるほど、これは便利だ」と購入したのです。

なにが凄いってカラーなんです。
しかもしゃべる。
鳥の写真も出てきて鳥の鳴き声も聴けるのです。
いやー凄いなあ。
ということで本来の目的はどこへやら。
いろんな動物の鳴き声を聴いているのでありました。

高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻・吉祥寺ジャズ。

2009年3月19日(木)

中央線にお住まいの方々はジャズをどこに聴きに行くのでありましょう?

中央線でジャズといえばまず思い出すのが阿佐ヶ谷のジャズストリート。

このお祭りは毎年ありますが、実は阿佐ヶ谷にはマンハッタンという老舗はあるものの、いつも本格的にジャズのライブをやっているというお店は他に無いのです。
バーとかではピアノとかだとどうしても小編成になるし、ジャズストリートの日以外はガンガンがっつりとジャズライブを聴ける街かというとそうでもないかも。

高円寺はジャズというよりもイメージとしては圧倒的にロックか?
ジャズボーカル中心のお店はありますが、まだ行ったことはありませぬ。
かつて荻窪にあったグッドマンは高円寺へ移転されました。
老舗である次郎吉の創世記はジャズのイメージも強かったと思いますが現在はどちらかというとブラックミュージック。

西荻はどうだろう?
当然アケタの店をまず思い出します。
世に言うところの中央線ジャズという世界はこのアケタの店がひっぱっております。


荻窪はジャズというと、移転前のグッドマン。
現在は当店ということになりましょう。

でもって吉祥寺。
中央線の中で吉祥寺は一番ジャズ色が強いのであります。
残念ながら赤いカラスは閉店されましたがサムタイムやストリングスはバリバリに健在。
そして最近はジャズ喫茶のメグもライブ無しには語れない存在であります。

吉祥寺よりも先にもジャズのお店は存在しますが、すべての駅には残念ながらありません。
いやー、こうして中央線を眺めていくと、他の沿線よりははるかに多いものの、本格的にジャズをやっている店は意外にこんなものかと思わされます。

しかーし、ジャズのお店ははたから見てもわかるように(笑)みーんな大変。
じゃあなんで大変なのにやっているのかというと「好きだから」ということになりましょう。

その証拠に中央線に点在するジャズのお店は一軒一軒、その店なりの個性がかなり出まくりです。
演奏されるのは同じジャズでも、出演者も違えば、内容も全然違ったりしています。

そこで「そろそろ大人だし、ジャズでも聴きに行ってみようか」と思われる方へ提案であります。
一度行って見て万が一「ジャズは体質に合わない」と思われたとしてもそこで断念せず、あちこちのお店に通い詰めてみて欲しいのであります。

きっとあなたにピッタリはまるお店が見つかります。
本当に全然違うからです。
冒険がてらの全店制覇、面白そうですぞ。

中央線のブルース。

2009年3月19日(木)

中央線にはライブハウスが多く存在します。

ロック系やポップス系のライブハウスはここ数年で何店か開店しているようです。
この背景には何があるのか?

先月ある雑誌から取材を受けたときに聞いた話では不景気による空テナントの増加が、ライブハウスの開店に拍車をかけたのではないかとのことでした。

景気が良いときなどは特にロック系のライブハウスは不動産会社に敬遠されがちでした。
理由は音の苦情と若者が出入り口の道路にたむろするからであります。

ではロック系だけがなぜたむろするのでしょう?
ジャズのライブハウスは一晩にバンドはひとつ。
それに対してロック系は4つも5つも出演するからです。
つまり、演奏時間以外に出演者が道路に出てしまうからなのです。
お目当てのバンドが外にいるならお客さんも外で出演時間まで一緒にいることになり、結果的に店内よりも道路にたむろするカタチとなるのです。

いやー、私としてはなにやってんのかねーと思いますが、20代の頃は実は私もそうした傾向にあったのでお店や通行人にご迷惑をおかけしていたなと反省する次第です。

さて、話を戻しましょう。

ロック系やポップス系のライブハウスは増えていますが、まったく増えていないと言っても過言でないのがブルースのライブハウスです。
これはどうしてでしょう?

はい。実はブルースバンドが日本にちょっとしかないからです。
ジャズミュージシャンはいーっぱいいますが、ブルースミュージシャンは100分の1もいないのです。
ゆえにブルースのライブハウスはできません(泣)。

そうした中で大健闘しているのが中央線沿線のブルースの店なのです。

では東中野から吉祥寺までを考えてみましょう。

まず東中野ですが、Sさんがやっておられたキングビーは今は違うお店になってしまいましたのでブルースは今はないはずです。

お隣の中野は高円寺から移転し、名前を変えたブライトブラウンがあります。

そしてもちろん高円寺と言えば次郎吉。
高円寺の知る人ぞ知るT’sサロンは閉店したもののマスターであるたかっちゃんは今や、当店の2号店、ルースター・ノースサイドのブルースセッションリーダーとして活躍中。

阿佐ヶ谷はシカゴチェーン3軒。
10数年前までは今は福島県に引っ越してしまったJさんがやっておられましたが、現在はシカゴブルースフェスツアーやCDのリリースなども手がけるNさんが仕切っておられます。

そして荻窪のブルースシーンは当店の2店舗ががっちりやっております。

西荻窪はライブはもうやってませんがブルースレストランのほうぼう屋、そしてCLAP CLAP。あと、荻窪にあった生演奏のビストロが西荻窪に移転していますが、ブルースはあるのだろうか。
昔あったWATSは楽器屋さんやスタジオなどもやっておられるオーナーのTさんの影響でブルースのライブもありましたが、すでに閉店しています。
しかし、Tさんは新たにTERAというお店を開いていて、そこには実に濃いメンバーが出演されています。

吉祥寺はどうなっているのか。
ゴールデンバットはブルースセッションをやっているのだろうか。
あと、まだ行ったことはないのですが、井の頭通りにたしか1軒あるはず。
それとCHACHA HOUSEの復活は期待したいところです。

ということでこれだけのブルース系のお店が中央線にはあるのです。
どこの沿線にこれだけありましょう?
いやいや、日本全国にもそれほどないのです。
凄いぞ中央線。
こりゃもう全国から観光しに来てもいいくらいっすね。

東京ジャズ地図。

2009年3月20日(金)

昨日、中央線のライブハウス事情などを書いたのですが、なんと今日になってある本が届きました。
散歩の達人ブックスから出た「東京ジャズ地図」がそれ。

「そーだった。これ取材受けたんだ」と思い出し、ペラペラとめくっていると新刊本のサイズの影響からか、単なるジャズクラブガイドではなく読み物としてのジャズの本に見えてきました。

その名のごとく東京のジャズ事情をあらゆるお店を一軒一軒取材し、まとめているのですが、「はじめに」のところを読んでみるとどうやら単純なライブハウスガイドではないようです。
と言いますのは、「はじめに」は次のようなことが書かれていたのです。

ジャズが誕生して100年ちょっと経った現在、ジャズはBGMとして居酒屋をはじめラーメン屋さんでもかかるようになって、かなり身近な音楽となったとあります。
しかし、ジャズはファッション的にBGMとして聴いていていいのだろうか、びしっとジャズを聴きに行こうではないか、みたいな感じでした。

これ、実際に筆者さんが居酒屋に行ってこう思ったのではないでしょうか?

おじさん、スイングのリズム刻んで飲んでるねー。
いやー、この曲、僕好きなんですよ。
おじさん、ジャズ好きなんですか?
え、昔は聴いていたけど今は全然?
あのね、いつか僕、東京のジャズの本出したいのですよ。
だってね、おじさん、みんなBGMとしてはジャズ聴いてるけど、実際に聴きに行ってる人、この居酒屋に何人いると思います?
お酒はね、ジャズのお店でも飲めるのに、居酒屋だとウエイトレスのおねーちゃんとちょこっと会話するくらいしかないでしょ。
でもあれっすよ、ジャズはやっぱり、生演奏聴かなきゃだめなんですよ。
なぜかって?
だってジャズってライブ盤のレコードすっごく多いでしょ?
あれはね、ジャズは生だってことなんですよ。
でね、それレコードでもいいんだけど、実際に目の前で聴いてたら最高なわけですよ。
だって映画ですら映画館で見るでしょ。
あれ、映画は生じゃないですよ。
生を撮影して映画にして映画館で観る。
で、そのあとDVDになってレンタルとかして観るでしょ。
やっぱ、DVDよりも映画館のほうが格段にいいじゃないですか?
で、ジャズは映画じゃなくて生演奏が聴けるのですから、それだったらジャズのライブハウスに行きましょうよ。
ねー、おじさん。
聞いてます?
あれ、寝てるんですか?

店員「お客さん、それたぬきの置物ですよ。そろそろ閉店ですけどお会計いいですかあ」。

とまあ、筆者さんはきっとこういうことを経験されて本を出されたのではないかと推測するのであります。
本屋さんで見かけたらぜひチェックをどうぞ。

お得な荻窪タウンセブンの怪。

2009年3月20日(金)

ここだけの話であります。
当店はある野菜をひとつだけ荻窪の駅前にあるタウンセブンというビルの地下に買いに行っているのです。

買いに行くのは毎日。
当店の可愛らしい女性スタッフが行くのです。
しかし、いつもその野菜しか買わないのであります。

さすがに毎日ともなれば先方のお店の人は「あ、あの子がまた来た」とばかりに覚えてしまいます。

そうです。
きっと「あの女の子はよほどこの野菜が好きなのだろう」と思われているに違いないのです。

先日のこと、やはりその野菜だけを買いに行ったのですが、「マスター、もう一個くれましたよー」と戻ってきたではありませんか!

おー、さすがに毎日行くと覚えてくれるのだなあと思いましたが、いやちょっと待てよ…。

これはどういうことなのだろうか?

単純に一個おまけにしてくれたのか、もしくは「そんなにこれが好きならもうひとつあげましょう」ということなのか…。

いやいや、そんなはずはないぞ。
だって一個サービスしたら明日は買いに来なくなってしまうではないか。
サービスすると逆効果なのであるからして、明日も来て欲しいのならばむしろサービスしないほうがいいのです。
なにしろ、野菜ひとつだけなのでお店としては利益はほとんどない。
それをもうひとつあげるメリットとは何なのか?

深読みしすぎなのかもしれませんが、ここはひとつ仮説をぶち立ててみることに。

一つ目は、店員さんが当店の女の子を気に入ってしまいできればお付き合いさせていただきたいと思ったのだが、きっかけがない。
そこで何か好きなものでもプレゼントしてみたいけれど何がいいだろうと考えた末、「そうだ。あの子はこの野菜が好きなんだ」ともう一個プレゼントしてみた。

ふたつ目は、いくらなんでもあの子はこの野菜しか食わないわけがないはずだ。きっとお隣の西友ででも他の野菜を買っているに違いない。
よーし、それならばここはひとつ、西友にはできない裏技、一個おまけ攻撃で印象を良くし、他の野菜も買ってもらおうという作戦をとった。

さて真相はいかに?
謎は深まるばかりである。

誰も目指さない仕事だからこそパイオニア。

2009年3月22日(日)

私には唯一「荻窪ルースター物語」(ライブハウスのつくりかた)という著書があります。
これは「会社と仕事のつくりかた」というシリーズ本の第一弾ということでした。

きっかけは「おやじバンドやろうぜ」という雑誌。
出版社の社長さんと話をしていて、本を出すことになったのでした。

実は社長さんは「俺、売れる本はつくりたくないんだよね」という珍しいお方だったのです。

私は「そんなことで出版社ってやっていけるんですか?」と不思議に思いました。

ところが社長さんは「チケットノルマもないのにどうしてライブハウスやっていけるの?」と思っていたのです。

つまり、「お金優先でななくて、やりたいことが優先」。
これが社長さんと私が持つ共通した思いだったのです。


さて、このたびシリーズに新たな一冊が加わりました。

本のタイトルは「山田広野の活弁半生劇場」(活弁映画監督のつくりかた)。

この本は、「風の旅行社物語」(旅行会社のつくりかた)に続く第3弾。

内容はこうです。

世界唯一(?)の活弁映画監督・山田広野はいかにしてつくられたのか!?
福島の映画少年時代、独特の「ヘリウムボイス」のなぞ、挫折つづきの浪人時代、多くの出会いと失敗の数々…。山田広野自身があらいざらい書き下ろします。
リリー・フランキー、荒井晴彦(脚本家)との二大特別対談、映画コラム「山田広野を作った10本」も収録。


いやいや、社長さん、これまた大丈夫ですか?
私は心配になりました。

なぜかって、「活弁映画監督のつくりかた」と言われても、「俺もいつか活弁映画監督になりたい。だからこの本は読んでおこう」と購入される方っていないでしょー。

なにしろ、活弁映画監督ってなんだ? ですものね。

ライブハウスや旅行会社をゼロからやろうという人だってめちゃ少ないのに、「誰も目指さない職業の人の本」を出すのはいくらなんでも無謀すぎではないですかあ?

しかーし!

やはり読んでみなくてはわからなかったことがあったのです。

私はこうなりたいという未来像が一般的に誰もが憧れる職業であればライバルだらけなので、頂点を極めるのは半端ではありません。

じゃあ、誰もやらないことを目指せばライバルは少ないじゃん。
とは思うものの、誰もやっていないことは普通、職業としては成立しないのです。

これをやってのけたのが著者である山田広野さんだったのです。

本を読むと山田広野さんは学生時代は落第生でありました。
ところがです。
逆に考えれば、学校の授業そっちのけで打ち込めるものがあったからこそ現在の山田広野さんがいたのです。

こういう角度からこの本を読んだとき、もう誰にも「いいよなあ、おまえは好きなことやって生きるから」なんて言えなくなるはず。

社長さーん、出版の理由、読んだらわかりましたよ。


※ちなみに「荻窪ルースター物語」にはプロモーションビデオがあり、You Tubeで観ることができます(右上をクリックすると見つかります)。
このビデオの監督が山田広野さん。一瞬、この山田広野さんがビールを持って登場していますぞ。

メールマガジンに悩み浮上す。

2009年3月23日(月)

ルースター本店は毎日夕方5時になると今夜のライブ&空席情報が配信されるのであります。
メルマガ配信を始めてからこれまでいくつか問題が浮上しておりました。
問題と言っても大きな問題ではなくて小さな問題です。

で、今回は当日の情報しか得られないので先々までわかるようなメールマガジンが欲しいということでした。

これは当日の夕方に「今夜はこんなライブです」とメールが入っても「ああ、そうだったのか。行きたかったけど昨日別の予定入れちゃったしなあ」ということでした。

なるほどであります。

さてどうしたものか…。

先々の情報を携帯に送るとめちゃメルマガが長くなってしまうし、先々の情報が送られているのに当日の情報も送ると情報が重なってしまう…。

というわけで思いついた作戦は、一週間ちょいのライブ情報を見られるブログに飛んでもらういというもの。
そうすれば「今後の予定はこのURLへどうぞ」だけですみますものね。

これはナイス。

しかし、これによりあきらかに次の問題が浮上します。
携帯はメールの受信なら安いけど、インターネットへのアクセスは料金がかかるという方もいるからです。

みんながパケ放題なわけないですし。
私なんか携帯でインターネットしませんので、そもそもパケット通信費など使っていない人ですから。

とりあえずは週の始めにこの案内を入れる作戦で行ってみて、また何かナイスな案が思いついたら実施しようと思います。

新スケジュール表。

2009年3月25日(水)

どこのライブハウスにもあるのがスケジュールチラシ。
実は昔からこれ、疑問がありました。
というのはどこのライブハウスも何月号なのです。
これでは先々のスケジュールが知りたくても今月の分しかわかりません。
たとえば月も半ばまで来ているのに今月の情報をもらってもあと半月分しかわからないわけです。

ということで当店はおよそ半月に一度の割合でスケジュールチラシを印刷しています。
しかも、B4サイズで1ヶ月半先まで掲載。

つまり、刷りたてならば1ヶ月半先までの情報がわかるのであります。
うーん、これは名案。
と自画自賛する私。

でありますが、このたび新たなスケジュール表が完成いたしました。
これまでルースター本店とノースサイドはそれぞれ別のスケジュールを印刷していたのですが、これを統合しちゃいました。

B4の立てを左右に分けて左が本店、右がノースサイドのスケジュールとなっています。

うひょー、これ画期的!
一度開けば両方が確認できるのです。
しかも、印刷代は半分に。
これってエコですよ、エコ。

というわけで御来店の際はぜひご覧くださいませ。

ブルースハープ連発。

2009年3月26日(木)

この週末はブルースハープのミュージシャンが連発です。
ところが、タイプはまったくと言っていいほど違うのです。
28日(土)は石川二三夫さん。
この方はそりゃもうバリバリなアンプリファイドなブルースです。
しかもメンバーは小出斉、藤井康一、恵福浩司、岡地曙裕という私が学生時代からブルースやってますという方々。
なにしろ、藤井さんと恵福さんは小学校の同級生で、ウシャコダもやっておられるのでそりゃもう何にも言わなくても通じ合ってるのであります。
ベテラン中のベテランのブルースはやっぱり凄いのです。
そして29日(日)は今出宏さん。
こちらはソウルです。
今出さんは軽ーい感じのMCでもおなじみですが、それとは裏腹に(?)ハーモニカはとても深い味わいがあるのです。
今出さん本人はソウル系ですが、綾戸千絵さんなどジャズ方面でも大活躍。
達人中の達人なのです。
しかも29日はスギチッコ:スギサク(g) チッコ相馬(d) 今出宏(hrm) 羽仁知治(p) Winter Sencer(perc) Derek Jackson(b)という強力なメンバー。
これ、ハーモニカ好きな方はたまりませんが、そうでなくともこの週末はめちゃ楽しいルースターでぜひお過ごしくださいませ。

ジャパンブルース&ソウルカーニバル2009チケット。

2009年3月27日(金)

当店は本店、ノースサイドともにジャパンブルース&ソウルカーニバル2009のチケットを発売中なのであります。
ところが、例年に比べてみるとけっこういい席のチケットを扱えているのです。
もう先行発売も終わり、そろそろいい席がゲットしにくくなってきているはず。
ならばここはルースターでゲットしてみてはいかがでございましょう?

まだ余裕がありますよ。

スイングジャーナル増刊号。

2009年3月28日(土)

スイングジャーナル増刊号が5月に発売予定です。

今回はピアノ特集。
ジャズはやっぱりピアノ抜きには語れません。

ではジャズクラブのマスターはピアノについて何を語るのか?
今回も私はこの増刊号に参戦してちょいとばかり書かせていただきます。

世のジャズクラブのマスターたちが絶対に書かないであろう内容で勝負です!

いや、2度に一度はどこのジャズクラブのマスターも書かないようなあほなお話ばかり書いているので「こんな原稿は掲載できません」と怒られるかもと心配してしまうのですが、どっこい一度も怒られていないのです。

しかも文章の訂正もなく、そのままどーんと。

いえいえ、いいんです。
増刊号はピアノネタが満載ですから、私のところで箸休めしていただければね。
全国のスイングジャーナル増刊号の読者のみなさま!

どーもすみません。

ぎょうざの満州、荻窪に上陸。

2009年3月29日(日)

車で埼玉方面を走っているとたまに見かける赤い大きな看板。
それが「ぎょうざの満州」。

そのぎょうざの満州がまさかの荻窪のすずらん通に開店したのであります。

昨晩の当店でのライブで埼玉県在住のサックスプレイヤー、藤井康一さんが、「満州ができていて驚いた」と言っていましたが、それほど都内では見かけないのです。

調べてみるとやはり本店は新所沢。
荻窪店は56号店の様子。
その店舗の多くが埼玉県に集中しているのです。

満州ができた場所はそれまでコンビニのスリーエフでした。
しかし、コンビニ激戦区であるがためかすぐに撤退したのでした。
ではその前はというと、焼肉の牛角。
しかし、これもすぐに撤退したという場所。
うーむ、きっと難しい場所なのです。

でもその前はたしか大型の喫茶店の金沢で、ここはけっこう長く営業されていたと記憶しています。

ぎょうざの満州、なんだか荻窪のすずらん通りのお店の中ではちょいと違和感があるような気がしますが、ぎょうざ好きの私としては大歓迎。

なんとか当店の閉店後の時間帯も営業してほしいなあと個人的には思うのでした。

スケジュールをくまなくみて。

2009年3月31日(火)

さあ、明日から4月。
気分も新たにまたがんばりませう。

まあ、しかし、4月のスケジュールをご覧下さいマシ。
どーです。

来たくなるでしょ?
かまいませんよ。来てくださって。

みなさんが来ないと、ライブできましぇんよ。

そんでもってもうすぐ5月も発表します。
そうです。
来たいライブは手帳にメモして、そんでメール予約しましょう。

じゃないと、あれですよ。

せっかくごはん炊いたのに残っちゃうではありませんか。

いいまつがえ。

2009年3月31日(火)

なぜか当店の名前をルースターではなくルースターズと言い間違える方がいます。
なんで「ズ」を着けちゃうのでしょう。

今日来た郵便物にもルースターズ様となっていました。

やっぱし、あの伝説のルースターズというバンドの影響なのでしょうか?

そもそもルースターというのはあれなんです。
ブルースの名曲、リトルレッドルースターのルースターなのです。

そういえば以前、私の友人が「モナ」という曲はルースターズというバンドの曲だと言っておりましたが、たしかにルースターズもやってはいるでしょう。
けれども世界的に見ればボ・ディドリーの曲。
ルースターズはカバーされたのであります。

当店の2号店はルースター・ノースサイドというのですが、ある雑誌ではルースター・ソースサイドと書かれてしまいました。
(そんじゃー、1号店は醤油サイドかあ!)

ソースと間違えるとは、もしや、ルースターからウスターを連想し、その上でウスターソースを思いついた可能性も否めないですな。

まあ、勘違いは誰でもします。
たとえばあおい輝彦と西郷輝彦。
オバマとのっち。

どっちがどっちかと正確に判断ができるでしょうか?

そういう意味ではトースターやサンスター、コースターなどと間違えられてもしかたありません。

しかし、4年前の2号店、ルースター・ノースサイドの開店のときに保健所から送られてきた書類、あれだけはいけません。

そこに書いてあったのはなんと「ルースター・ノーサイド」。

記念すべき開店日にノーサイドって!
いきなり試合終了の合図。
それはないでしょー!